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 ←明日夜更新 →☆番外編☆『少女と野獣・・?』(中編・ダウン編)
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☆番外編の番外編~コロのお話

☆番外編☆『少女と野獣・・?』(前編)

 ←明日夜更新 →☆番外編☆『少女と野獣・・?』(中編・ダウン編)
裕福な両班の屋敷の並ぶ北村の一角・・
   中でもひときわ目立つ大きい御門の外から・・
 明るい笑い声と手を叩く音が聞こえてきた。
~~
現右相家であり、
   今は成均館の有名な博士であるイ・ソンジュンの屋敷だ。

イ・ソンジュンと言えば、彼自身が成均館儒生であった時から、
          その名を知らぬものはなかった。
父である右相には似ず、
    眉目秀麗・謹厳実直(正直できわめて真面目:また融通が利かない)
身に着けるものは質素であるにもかかわらず着飾ったどんな金持ちよりも高貴で格好よく、
          考え方も聡明で至極謙虚だと聞く。

成均館時代にも、今でも、彼の一挙一動は絵になり口を通じて噂になり・・
     果ては文になって当時人気を人気を博す小説にさえなってしまうほどだった。

さて、イ・ソンジュンが人気であるとともに、
   同じく人気を集めていたのが、その周りで輝く、三人の男たちであった。

イ・ソンジュンと常に行動を共にし、
    彼の絵には必ず隣に書かれた美男子・・キム・ユンシク・・。
彼の美しさは、
   女を知る男たちですら、形容しがたく、
また、彼と付き合いのある男たちなら、
     一度は、沸き上がるナニかに、息を飲んだこともあるほどだった。

そんな美しさを持つキム・ユンシクの姉とイ・ソンジュンが婚姻をしたと噂が広まった時には、
   一目見れないかと、さり気なさを装って、門の前に、人々の輪が、できたものだった。

だが、結婚した後も、イ・ソンジュンの屋敷は何一つ変わることなく静かで・・

彼が、イ・ソンジュンと共に成均館の博士として王直々に任命された時には、
   それこそ、真に愛し合う禁断の恋や、彼らを気に入った王の思惑の裏には何かあるのではないか・・

などと・・
  それは色んな噂が飛び交い・・
      ・・・本になったものだった・・。

さて。そこに欠かせない名脇役・・
  三人のうち、残る二人・・。

イ・ソンジュンとは打って変わって真逆の、
   いっそすがすがしいほどの輝く生地で作られた韓服を纏った華麗な姿に、
     整った顔・・
妓生で知らぬ女はおらず、
    待ちゆく女性を一瞬にして溶かしてしまうこともあるらしいと噂になったこともある目をした男・・
         ク・ヨンハ。

それと・・・

   それともう一人・・・
~~
最近になり大きくさらに増築させたその屋敷の部屋の中・・

長い脚で豪快に胡坐を組み、笑い声の中、小気味良さそうに髭のある口元を浮かせると・・

くっと、
  一気に酒を飲んだ、大きな男・・
名を・・
「や~~~!!!
   俺のムン・ジェシン!!!
     暴れ馬のコロ!!!

ようやく嫁を見せる気になったな!」

・・・語り部の紹介の前に、名が出てしまったが・・・  
     ごほっ・・!

へらへらと笑う、今紹介したク・ヨンハが、
   さも親しみを込めた垂れた目で見つめ、その大きな男の首に、、
    テラテラと輝く生地の袖をまくり、腕を伸ばした。

「っるせぇ!!!」
コロと嫁の前で呼ばれたことが心地悪いのか、
   心底嫌そうに目を顰めながらも、やや、鼻の先を赤くしたジェシンが勢いよくその手を振り払う。

こんなにこの屋敷が笑い声に包まれたことは、珍しかった。

くすくすくす!!
 両手でそっと口元を押えながら、
    この大きな男のすぐそばに座る、小さな娘が、声を殺して笑った。

「っち!!」
軽く目で睨むと、舌打ちをしたジェシン。

「ごっ!!ごめんなさい・・

でも・・
  旦那様(ソバンニム)がこんなにも楽しいご友人に囲まれていらっしゃるのが嬉しくて」
一瞬、ジェシンを見上げて肩をすくめた少女が、
  それでも目の前で微笑む女性を見つめると、ぽぅっと表情を緩めながら、続けた。

くすくすくすくす

これには、目の前の女性も、笑った。
「コロ先輩。
  随分愛されていらっしゃるじゃないですか♡」
からかうようにその女性が大きな目をジェシンに向けると、
「っは!!
   やぁ!キム・ユン・・じゃない、キム・ユニ!!
  
 今度お前のガキが生まれてきたら、
    俺はつきっきりで、そのガキに、お前の武勇伝を語り聞かせてやるからな!!」
ジェシンが口の端を少し上げて、
   脅すように言った。

「せせせ・・先輩~~~!!!
   それはっ!!!!」
大きな目をくりくりさせて眉を下げ、
   懇願するように唇を尖らせたユニ・・。

「はははははっ!!
   俺も聞かせたい話は山ほどあるなぁ・・
 なんせ・・
    この話が外に漏れでもしたら・・

  俺たちは・・・」
さも可笑しそうに舌を鳴らし、
    首を切る手ぶりをして笑うヨリム・・

唇を怒ったように尖らせたユニが身を乗り出そうとすると、
  すかさず、
    今まで楽しそうに笑って様子を見ていた・・
      髭を生やした・・イ・ソンジュンが、手をユニの腹の前に出した。

「ととととっ!
   また!!」
ユニの行動を止めるように手をユニの前で支えると、
「先輩方も僕の妻で遊ばないでくださいよ!!」
くるりと巻いた睫の下・・
   どこか、真剣な目のソンジュンが、笑いこける二人を睨んだ。

ユニの笑い終えた優しい目が、
   ただ、ひたすらおかしそうに笑うジェシンだけに向けられた、娘の顔に留まった。

「ダウン?」
優しく微笑みながら、そっとソンジュンの手を離すと、
  じゃれるようにヨンハがソンジュンの首に腕を回し、
    ソンジュンをからかうためか捕えたことをいいことに、        
 (「俺の嫁!??」ヨンハとジェシンが笑いながら
        嬉しさを隠せず口の端を上げるソンジュンへ乗っかり、痛めつけてる・・(笑)(笑))
ユニがこの場にいるただ一人の、小さな娘、
   パン・ダウンに、声をかけた。

その声でようやく、
   ふっと、また綺麗な目の前のユニへと目を向けたダウン・・。

思わず、じっと、大きな丸い目で、ユニを見上げた。

ダウンとはまた違う、大きな美しい瞳・・
 整った鼻筋、
   綺麗な肌・・

それに・・
   ふるりと優しく光る、唇・・

ふわりとした韓服からも、
   ユニの腹の部分が膨らんでいるのが、目に見えた。

「先生・・」
ダウンがユニへと、そう呼んだ。

今ダウンはジェシンの母の紹介で、目の前のソンジュンの嫁、キム・ユニに、
   詩文を習っているのだ。

だが、こうして会うのは、初めてだった。

ユニは、滅多に人の集まる前に顔は出す人ではなかったからだ。

・・・この屋敷に、
    こうして人の笑い声が絶えなくなったのも・・
成均館から・・
   キム・ユンシク博士が王の密命により、暗行御史(アメンオサ)として出された・・と、
     噂がたってからか・・

ダウンは、目の前の美しい自分の師を見ながら、思った。

ーこんなにも綺麗で・・
    字だってあんなに美しくて・・

 詩文だって、いつも分かりやすくて想いがとても、
       優しい方・・

それなのに、
 旦那様(ソバンニム)が、いつも一緒にいらっしゃった弟君は・・
   噂によるとこの方よりもずっとずっと綺麗だって・・。

そしたら・・
    私なんてどう見えてるのかな・・。

ダウンが見惚れるように見つめてくることにも気付かず、
   ユニは、ダウンに近づくと、こそっと言った。
「ダウンは、
   本当にコロ先輩が好きなのね」
嬉しそうに笑うユニを見つめながら・・
「はい。」
恥ずかしそうに俯くと、
  ダウンが、つるりとした頬を少しだけ染めて、はっきりと言った。
「最初は・・
   すごく怖いって聞いてたんですけど・・

でも、優しくて・・。
  気付いたら、すごくすごく、大好きになってました。」
ジェシンだけを見ながら、
  友人とじゃれ合う夫の様子を、嬉しそうに見つめたダウン・・。

ユニが、そんなダウンを嬉しそうに、見て笑う・・。
「コロ先輩も~♪
   こんな可愛いお嫁さんが来てくれて幸せだよ!!」
ダウンの肩にそっと優しく手を置きながら言ったユニ。
   ダウンの耳に、先ほどからユニの呼ぶ、『コロ先輩』という声が、ふと、耳に残った。

「コロ先輩?
   先生は、そう呼ばれてるんですか?」
ダウンが、思わず、声に出してユニへ聞いた。

「あ。
・・・そうね・・・」
ばつがわるそうに大きな目でぱちくりと瞬きしたユニ。

「今度!
  今度、うるさい男たちのいない日に、ゆっくり話しましょう♪
 ダウンの大っ好きな旦那様の、
  いろ~~~んな、お話してあげるから♪」
ユニが顔をダウンの耳元に近づけると、
       そっと小さい声で囁いた。

その途端・・
「お前っ!!!
   なんか絶対余計な事言ったろ!??

 変なこと教えんなよ!!!」
   それを見ていたジェシンが、怒鳴った。
「変なこと??」
すかさず、
  にやにやと笑うヨリムがジェシンになぜか羽交い絞めにされている中、
     目を上げる。

「変なことって・・・・
   どんなことさ???」
きょとんとしたわざとらしい顔で、ヨンハが続ける。

「おいっ!」
ジェシンの声にも・・

「まぁ、待てよ!  
  あのキム・ユニが裁縫を教えてあげるなんて言うわけないし・・・」
羽交い絞めにされながらも、ジェシンに身を任せ、きょとんとする顔は、
   さすがである・・。

「例えば・・・
   そうだな・・・
跡継ぎの作り方・・とか??

   どっかの誰かさんたちはお盛んみたいだしな・・・???」
にやりと笑うこれ以上なく細められた目を、
   ソンジュンとユニへと移すと・・

「「っ!!!!??」」
ソンジュンとユニの顔が、
   瞬時に真っ赤に、染まった。
「このっ!!
   黙れって!!」
ジェシンがさらにきつく締めたが・・

「いででででで・・
  なんだよ~~~!!変なことでもなんでもないぞ?

これぞ生命の神秘・・
  ややこが生まれるための神聖なことのはずなのに・・
  
いででででっ!!!!」

ボカッ!!!!!

その頭を殴ると、
  ジェシンが言った。

「ったく!!
  それが全部余計だってんだよ!!!

そいつはまだなんも知らねえガキなんだからっ!!!」

ジェシンの言葉に、
   その場が一瞬、静まり返った。
ヨンハですら・・
  予想外のコロの言葉に困ったように目をダウンにやると、頭をぽりぽりと掻いて、
    ジェシンを見た。

「・・・・・」
ずっと、目をぱちくりさせて二人の様子を追いかけていたダウンが、
    ジェシンを見つめて、止まった。

「あ・・・。」
視線を集めたことに気付くと、
   ダウンは口元にだけ笑みを残し、肩を落とした。

「ダウン・・」
そっとダウンの背に手を置いたユニが、じゃれ合って固まった男三人を睨んだ。

「あ・・・
   私・・帰らなきゃ・・。
お・・お義母さまに用事を頼まれていたので・・」
ダウンがすくっと立ち上がると、
  ユニも、重くなった腹を少し支えつつ、立ち上がった。

「私は外まで送ってきます。」
思い切り、悪ふざけの過ぎた三人を睨んで・・            (ソンジュン関係ない上文面では存在感ないのに(笑))

~~
「ここで・・
   先生はお風邪をひかれたら大変です!どうかお大事になさって」
そう言って、笑顔を作ると、
   どこか隠しきれない寂しげな目を、ユニの膨らんだ腹へと向けた。

「ね。またゆっくりお話をしましょうね!」
ユニがそんなダウンに優しく笑うと、
   ダウンも、気を取り直したようにまっすぐにユニを見て、にっこりと笑った。

ダウンが門を出た・・
   そのすぐあと・・
「もしかして・・・
   コロ先輩を・・ご存知ですか?」
ユニが呼びに行ってくれた下人と籠を待ちながら立つダウンに、
   声をかけるものがいた・・。

「・・・はい・・?」
振り返ったその時・・・

ダウンの口に、硬い湿った布があてがわれ・・・

「・・・・っ!!!!!???」
ダウンの口が、息もできぬ様覆われた・・・。

「んむーーーーーっ!!!!!(ソバンニム)
   んむーーーーーーっ!!!!!ソバンニム)!」
声にならない声で叫んだダウンだが・・・
   すぐに・・・大きな目に幕がはられたように、目の前が真っ暗になった・・。

ーソバンニム・・・
 呼びたかったけど・・・
『そいつはまだなんも知らねえガキなんだからっ!!!』
なぜだか・・・
  薄れゆく意識の中・・
    その夫の言葉だけが・・頭に響いて聞こえた・・・。

~~
「おい~~!!!!
   俺のコロ!?いくらなんでもあんまりじゃないか??」
誰のせいだと分かっているのかいないのだろう、ヨンハが眉を顰めてジェシンに言った。

「ヨリム先輩!! 
   コロ先輩はただ・・その・・
     待ってるんですよね?その・・・」
ソンジュンがヨンハをたしなめつつジェシンへと話しかけたが・・・

「ッ知るか!!!!!!」
ジェシンが、顔を真っ赤にして、怒鳴った。

「ああ!くそっ!
   胸糞悪ぃ!!俺も帰る・・・・ぞ!!」
勢いよく立ち上がろうとした時・・

ばたばたばたばたと、慌てた様子の足音が聞こえ、
   目の前の扉が開いた。

「コッコッコロ先輩!!!!!」
息を切らせて走ったユニが、
   駆け寄ったソンジュンに寄りかかり、はぁはぁと息を切らせながら言った。

「ダウンがっ!!!!!!」
~~
ばたばたばたばたっ!!!!!
   ジェシンがユニがさっきまでいたという門へ走ったが・・・

人ひとり・・
   その場には見えなかった・・・。
髭の下・・
   唇が噛みしめられ・・

はぁ・・
   はぁ・・
珍しく息を切らせたジェシンが・・
    門の外を恐ろしい形相で、にらんだ。

**********************************************
ごめんなさい!!!!
 いつもいつも、約束通りアップできずごめんなさい!!!!

ちょっと調子に乗りすぎて・・(笑)
  前編・中編・後編で、お届けします(笑)

がっつり限定だと思った方、本当にごめんなさい!!

本当に本当に、甘くなるから・・・
   今は、ちょいビターでお願いします♪

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~ Comment ~

誰かな?

連れ去ったのは誰なんでしょ?
『コロ先輩…』と言っていたから成均館の後輩でコロに恨みでもある人物でしょうか?

ビターからの甘々(〃ω〃)いいですね♪
ジェシンのぶっきらぼうな優しさ、可愛すぎるダウンちゃん♪二人のらぶらぶ♪楽しみに待ってます!!!

ありがとうございました!!!

ダウンちゃんが!!

のあさん、新しいお話をありがとうございます🎵

可愛いダウンちゃんのお話、嬉しいです💕
…ですが、連れ去られたダウンちゃんが心配で、
続きが気になって仕方ありません😣

コロも相変わらず不器用で、ダウンちゃん傷ついちゃったかな😰

この先どんな展開になるのか、ハラハラしながら待ってます😆

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