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*美男ですね本編『星が輝く夜に・・・』

*第7話。恋のかけひき・・(後)

 ←★超短編妄想劇『君の前にはそのわずかな距離でさえ』(完結) →★超短編妄想劇『胡蝶夢・・?』(完結編)
~~
「お兄ちゃん。
いきなり2人で買い物なんて・・・
何を買う必要があるんですか?」

ミニョは、黙って運転する兄の横、
  胸元に締めたシートベルトを握りしめ、
    窓から見える懐かしい韓国の街並みに目を奪われながら兄へと聞いた。

ー本当に帰ってきたんだ・・。

ミナムの車は、若者たちの集まる専門店の建ち並ぶ通りに入ってきた。

当たり前だが、
  アフリカとはかけ離れた街並み。
お洒落を楽しみ、いくつものショッピングバッグを持つ、若者たち。

多くが、手に携帯を持っており、
  せわしなく互いに話し合っている。

ふと、その携帯の液晶画面を見る人々が少なくないことに気が付くと、
    アン社長が見せてくれた、隠し撮りされていた記事を思い出したミニョ。
「・・・・・。」
なんとなく締め付けられるような感覚に胸を握りしめると、
  ガラスから見える誰一人として知らない人々の中で、
     あのようにネット上に自分を知る人たちがいる・・という事実が・・
アフリカの地で、全く人知れず過ごした日々とはかなり違う世界が・・
       ほんの少し怖くなった。

「今、私が出歩いたらダメだって
   皆さんで話していたんじゃないんですか?

 ・・・なのに・・
  こんなにも街の中心部に来て、大丈夫なんですか?」
窓をちらりと見つつ、
   不安を隠せないミニョの目が、兄を見る。

「だから、俺が一緒にいるんだろ?」    
バックミラーに目をやりながら答えたミナムだが・・・
   その、どこか楽しそうな姿に、ミニョは顔を歪めた。
余計にミニョの不安が大きくなったからだ。
それもそのはず・・・
     ミナムは大きなサングラスをかけ、
           すっぽりと頭には帽子をかぶり・・まるで、
『僕は芸能人で、ただ今変装中』といった装いのオーラを醸し出しているのである・・。  (・・・・。)

細身のデニムに、
   上はぴったりとラインの出るタンクに、柄の入ったパーカーを羽織り、

一見すると、スタイルのいいやんちゃ青年風のミナム・・。

ミニョは、唇をとんがらせながらも、まじまじと見てしまった。
ーなるほど。
こうしてみると、やはり兄はミニョの『ミナム』とは違う魅力というものが
    あるのかもしれない・・
と、思って、はたと気付いた。

「・・・・っ!」
ミニョの目が、車の外を見て見開かれた。

ばれてはいけないはずの外出が・・
  その、ミナムの魅力のせいで危ないかもしれない・・。
 
ミナムには、返送していても、車の中だというのに、
   そのガラスから見える姿だけで待ちゆく人の目を、ちらほらと止めてしまう力があるようだ・・。
(すごいぞ。ミナム・・いろんな意味で・・・)
さらに、焦るどころか笑顔で手を振るミナム・・。

「・・・・っ」
ミニョの胸は、さらに不安にきゅっと締め付けれた。
ネットでは、A.N.JELLのコ・ミナムの妹だとも、
  堂々と身元がばれ、載ってしまっている・・。

「・・でもお兄ちゃんのその恰好じゃ・・
   誰が見てもA.N.JELLのミナムってばれるんじゃないですか?」
(一緒にって、その方が不安じゃないか(笑))

ーそしたら・・横にいるそっくりな私は妹だって・・
    ばれないのかな・・。

『ミニョは一般人だぞ??
  これではミニョが見世物になるどころか、
 どこで写真を撮られるか、
      どこにストーカーが現れるかわからん!!!』*第6話(中)
テギョンのその言葉が頭の中でよぎると・・
   胸元を握りしめたミニョの手に、ぎゅっと力が入った。

ーばれてこれ以上テギョンオッパたちの迷惑になる訳にはいかないのに・・

アン社長に見せてもらった、出没予想と書かれた記事もある・・。
  
今、自分が出て、問題はおきないのだろうか・・。
ミニョが、唇を尖らせ、精一杯の不安を表しながら
   そう聞いたが・・・・
そんなミニョの気持ちなど、きっと全く分かってないのであろう様子の兄は
「うんー・・・
  さすがに俺の魅力は何をしても隠せないんだなぁ・・これが・・。
    悪いと思っててもさ、テギョンの人気を蹴落とす勢いだからなぁ・・はははは」
などと、見当違いのことを
      困ったように楽しげな声で、言いのけた。

「んもう・・!!お兄ちゃん!!」
とすん。
  ミニョが、兄に諦めるような目を送った後、
     座席にもたれかかる形で、座り直してから、ガラスに映った自分の姿を見た。
『変装中』と、札を頭から下げたような魅力の兄に比べ・・
ミニョはといえば、
     さっきの格好のまま、なんの変装もなし。
(もちろんさっき3人が見惚れたように自覚ないだけで可愛いよね~)

ミニョの恐らく想像している以上にネット上にミニョの写真が出回り、
 いろんな噂に
     出没予想まで出ている今、このミニョの状態は、確かに危険だった。
「・・・・・。」
そんなミニョを横目で見たミナム・・
「・・・・・。」
少しだけ、意味ありげに優しそうな眼差しでミニョを見たミナムが
   わしわしわし。
何も言わずにミニョの頭をなでた。
小さい頃からの、兄としての妹を励ます表現だ。

なのに・・
  いいことをしたとばかりの分かった顔の兄に反して
ミニョの髪が、あちこちぐっしゃぐしゃになったことで
   「お兄ちゃんっ!!!!!」
    逆に、優しさらしきミナムの表現は、さらにミニョに怒られることになった。
~~
ミナムは車をとある店の前に止めるなり、
なかなか降りようとしないミニョの手を引くと
     まず、近くに出ていた露店で大きなサングラスを買い、
                              すぐにミニョにつけさせた。
(自分はブランド物しか身に付けないくせに)
サングラスをつけるなり、
   笑顔で人々の波へと入っていくミニョとミナム。

数人の若い女の子のファンがちらほらとミナムの方を見ては、
     何か気付いたのか、興奮しながら囁き合っている。

ミニョはその度、慌てたように顔を伏せるのに、   
   ミナムは、軽く手を上げて挨拶しながらも、
        そっと、口元に人差し指をあててファンの子たちに『秘密だよ★』と、合図を送った。
  (隠してないし・・( ̄_ ̄ i))

ミナムは一件のおしゃれなお店の2階にある、
      全面ガラス張りである、美容室へと、ミニョをつれて上がった。

何も話してくれないミナムに不安は覚えつつも、
                 ただついていくだけのミニョ。
いくら双子とはいえ、
   全くどこへ向かっているのか、何をしようとしているのか・・
ミナムのほんの少し上げた口元だけでは、分かるはずがない。
いや、ほんの少し上げた口元は、
    ミニョを不安にするだけだ。(どんだけ信用ないんだ。ミナム)

ミニョは、美容室へと上がる階段でまでも、
  ちらちらと見られる視線に、
     大きなサングラスでその目を隠し、ミナムの横、身を縮めて歩いたが・・  (余計怪しい)

そのまま、美容室奥のV.I.Pルームへ通された。

美容室の入り口には、色んな有名人のパネルが置いてあった。
その中にはA.N.JELLもあり、
    通されたVIPルームの中には、等身大のA.N.JELLのパネルがあった。
『大好きな』テギョンの顔・・                     *第6話(前)
ミニョが、しばしテギョンの鋭い目をした笑顔に、先ほどのことを思い出し、
   思わず赤くなると、ぽぅ・・となっている時・・

 「髪を軽くして、ゆるいパーマかけてやって」
ミナムが、ミニョの代わりにそれだけ頼むと、
   その場から、ミニョを残して出て行こうとした。
「えっ!??」
ミニョが思わず伸ばした手も、
   にっこりと離したミナム。
「後でな!」
自分はどこへ行くとも言わず、
             足取り軽やかに去って行った。

ーお・・おにいちゃん・・・・!!!!!
     もう・・何考えてるのよ?
まさか放って行かれるだなんて、思ってもいなかったミニョ。
案内された席から、ガラス張りの外、
  ミニョが兄の出てくるはずの店先を見下ろしていると・・
「あっ
  お兄ちゃん・・」
変装どころか、
     ちゃっかり足取り軽やかに降りたままのミナムが、
さきほど囁き合い、まだその場で出待ちしていたファンの女の子たちに囲まれたのが、見えた。

かわすどころか、笑顔で対応しているミナム・・・。

ー・・・お兄ちゃん・・・
もはや、言葉を失うとは、こういうこと。

ミニョは泣きそうになりながら、その様子を見ていたが・・・
一人の美容師がミニョを呼ぶなり、
    肩を落としつつも、笑顔を作って対応すると、椅子に座ったまま、
            ただ、髪のセットの終わるのを待った。

兄の意図は、全く読めない。

  それは、今に始まったことではない・・・。

A.N.JELLとの出会いだって、もとはと言えば、兄の代わりに入ったことだったし・・
 兄の、ミニョとは全く違う飄々と生きていく姿をほんの少しだけ、羨みつつ・・
でも・・
  昔から、ミニョがピンチになれば、必ず救い出してくれたことを思い出すと・・

はぁ・・。
 鏡に映った、お兄ちゃんに似た、女の子の姿になった自分を見つめると、
      静かに、髪に集中することにした。
~~
2時間ほど経った頃・・・
    ミニョの不安も集中も、それほど長くは続かないことが、証明された。

髪を久しぶりにいじられるのが気持ちよくてつい、
      うとうとして、すっかり気持ちよさそうに眠ってしまっていたからだ・・。

ミニョの映る鏡の後ろに、
        大量の紙袋を持った、
                ミナムが帰ってきた。

ぱっと目を開けると入ってきたその姿に・・
    ミニョが驚くのとほぼ同時に・・

「はい♪
  できましたよ~~♪」
少しクネっとした、カリスマと言われるその美容師(男)が
           くるっとミニョの椅子を回したので・・
ミニョは、意味ありげに笑う、兄、ミナムと向かい合う状態になった。

前髪は横に柔らかいカーブで流され、
    肩まで揺れるふわっとカールした髪が、
         なんともミニョに似あう。

一気になんだかモデルにでも
         なれそうなミニョがいた。

「わ♪ふわふわ♪♪」
ずっと修道院で育ってきたミニョ。
    ミナムをしていた時には幾度かかけたとはいえ、
 このように、女の子らしい髪形をしたのは初めてかもしれなかった。

その姿に今まで兄に対して持った不満や不安なども
       一瞬で忘れ、消えてしまったミニョ。
(天使のよう・・いや・・単純なだけ?(笑)髪形が変わると気持ちも変わりますよね♪)

そんなミニョを見て、嬉しそうに口先を上げたミナムに、
   ふわふわと揺れる髪を、指に上げて見せるミニョ。


「さ。俺たちには今日、まだやることがあるんだ。
               急いでそれに着替えろ。」

そんなミニョに、それだけ言うと、
       ミナムは、大量の紙袋の中から1つの紙袋をミニョに手渡した。
「・・・?」
不思議そうにその中身を見るミニョの横、
   ミナムはその場のふかふかのソファに
                      どかっと腰掛けた。
~~
マスクに手袋をしたテギョンは、
      あのプレゼント部屋の片付けに追われていた。
シヌとジェルミも、たくさんの人形たちを、
    宿舎の外に設置されている物置に何度にもわたって運び、(早送り画像(笑))

物がなくなると、掃き掃除に拭き掃除に
                 簡易ベッドの設置。

単なる引越し・・という作業だけでは済まない潔癖症のテギョンの指示によって、
   事細かな作業は容赦なく続いた。

「やっぱりこんな硬いベッドに
      狭い部屋、ミニョには可哀そうだ・・・」
ようやく完成した部屋を見て、
     ジェルミが簡易ベッドに腰掛けながらまだ呟く・・。

「うるさい!!
  そこはミニョの寝るところだ。即刻降りろ!」
テギョンはジェルミが腰かけるなり怒鳴ると、
   ジェルミを蹴り落としながら、

     ・・・はたと気づいた。

・・・この部屋、
    テギョンの部屋を向かい合わせにあるのだが、
      なんと、シヌとジェルミの部屋の間の隙間にあるのだ。

ー危険だ!!!

ーやっぱりどう考えても、危険すぎる・・・!!!!!!

一気に顔色を変えたテギョン・・。
  ミナムのショート丈のパンツが気にくわずに着替えさせたと思えば、
    着替えてもまだ、あいつらの視線が危ない・・。
それでなくても無防備にあれやこれや
 (笑いかけるとか、肩を竦めるとか舌をちろっと出してみるとか)
     考えなしに無防備に襲われても仕方ないことをする奴なのに・・・。   (いや・・(笑))

ーやはり何が何でも、なんとかしなければ・・
    ・・だが、いちいちうるさいコイツらをどう納得させればいいんだ・・。

しかも・・・
 さらに気になるのは、
            ミナムだ。
アイツら二人の心配に加えて、
  なーにが
   『俺たちのメイドに』だ。
『俺の』ではないメイド・・・。
  ミナムはミニョだけ連れて買い物・・・

何を考えているのか・・。

想像できるようで、
   予測できなくて怖いのは間違いない。
はぁ・・・。

テギョンは一人・・目を細めると・・
    部屋を作り終えて、あちこち可愛く仕上げようとしているシヌとジェルミを・・
ただ、腕を組んだまま・・
          まじまじと見ながら頭を何度も横に振った。
~~
「お兄ちゃん・・///」

着替えて戻ったミニョは、
      肩のところにレースのついた、
         ウエストの細い、淡い紺のワンピースに着替えていた。

胸元には、丸い小さな3つのボタン。

それに、少し細めのヒールのついた、
            足首にリボンのついた靴。

ミナムは満足げに口角を上げると、うなづいた。

ミニョにとっては少し短すぎる気もするそのワンピース丈は、
   ミニョの脚を細く長く見せる。

自分には敵わないとはいえ、
   ミニョが背を伸ばして立って、鏡に映ると、
 本当に、モデルのように、すらっと見えた。

そんなことなど、気付きもしないミニョは、
  女心に、こんなにも可愛い服に身を包むのは嬉しい反面、
いわゆる『ミニスカート』に戸惑うと、
   なんだか恥ずかしくってつい、もじもじして少しでも丈を伸ばそうと引っ張っていた。

ーそう。
   元はいいんだ。俺とほとんど一緒なんだから。
ミナムがそんなミニョを見ながら口を面白そうに尖らせる。
ー自信がないだけだ。
ミナムが、スカートを気にするミニョの腕を引っ張るなり、
「ふふん♪いいんじゃないか?」
満足げに、楽しそうに笑い、
「じゃあ、行こうか。」
ミナムが、大量の紙袋とともに、ミニョを強引に引っ張った。

~~
慣れないヒールにもかかわらず、
   強引に引っ張るミナムになんとかついて引っ張られてきたミニョ。
ミナムとミニョは、
       人通りの多い商店街の筋に出た。

大量の紙袋は、途中、車に置いたが、
     歩きながらアイスを食べ、
       ウィンドウショッピングをし、
           公園で休んだ。

最初こそ、焦ったように周囲を気にしておとなしく帰ろうと兄に促していたミニョだったが、
この頃には、ミニョの頭にはすっかりあのネット上の騒ぎなど忘れ・・        ((笑)単純)

    周囲から見るとまるで実際の恋人のように楽しんでいた。

ちらほらと陰で噂する人々も、
    久しぶりに経験する楽しさの中、兄しか見えないミニョには、
        すでに目に入ってはいなかった。

ミナムが、
   公園のベンチで腰かけた後、言った。

「もうこんな時間か。
   じゃ。そろそろ帰ろう♪」
にっこり笑うと、こくんと素直にうなずいたミニョ。

ミニョは、とても楽しかった。
兄ミナムと、こんなにゆっくり、たっぷり、
    買い物へなんて、今まで一度もなかったかもしれない・・。

不安や不満を持ったことは、
   頭の隅の隅まで忘れ去られ・・
     ミニョは、にこにことご機嫌にアイスを最後まで頬張ると、
          ミナムと帰るべく、立ち上がった。
~~
「本当のお楽しみは、これからなんだけど♪」
一人、ミニョにも聞こえない言葉を・・
     ミナムが呟き、意味深に笑うと・・・

車にミニョを乗せ、帰りを急いだ。
~~~

家では、
    すっかり飾り付けも終わり、
注文した料理の数々も並べ終わり、

ミニョとミナムの帰りを今か今かと待っているメンバーたちがいた。

机に頬杖をついて、
  ただ、チッチッチッチ・・と、一向に速まることなく動く時計の秒針だけを、見つめたジェルミ・・

腕を組みながら、音楽を聴いている、シヌ・・

それに・・
  いらいらと腕組みしたまま、待ちきれないのか、外の見える窓まできて立つと、
    また、机まで歩いて戻り・・

じっとしていられない・・テギョン・・。

そこへ、車の止まる音が、外で聞こえた。

3人は、すぐさま表情を変えると、
(テギョンも面倒くさそう(なふり)にしながらも)
        玄関まで急いで出て、ミニョを出迎えた。

(もちろん遅れないよう、テギョンも何気に早足・・・速っ・・)

車から出てきたミニョは本日3回目の驚き。。。に、目を見開いた。

玄関まで、わざわざ出迎えてくれたみんなの中・・
「あ!
   テギョンオッパ!」
テギョンを見て、つい、嬉しくなって駆け寄ったミニョ。

「テギョン・・オッパ?」
後ろでミナムが呟いて繰り返すと・・
   やはりさっきの怪しげな二人の様子を思い出すと、(*第6話(前))
    呆れたように不服気に顔を歪めたが・・     
      
そんなことにも気づくはずのないミニョは、
 3人並ぶうち、迷うことなくテギョンの目の前へと、立った。

テギョンが、一瞬、真っ先に自分の元へと駆けてきたミニョに、
   めんどくさそうなふりが崩れ、口元にまんざらでもない笑った。

そんなテギョンに、ふわっと髪を触って見せたミニョ。

「これ、似合ってますか?」
呑気に笑って、そう聞いた。
~~
出迎えた3人も・・
   ミニョの姿を捉えると・・その顔が、固まった。

出かけた時とは・・
  明らかに違う格好の・・姿の・・・ミニョ・・。

3人が黙ってミニョに見惚れていたとも気づかないミニョが、
    テギョンだけの前でふわっとカールした髪を揺らすと、
       にっこり笑って、見せた。
~~
「あ?
   ・・・あぁ。」
テギョンは、目を見開いたまま、
  思わず無意識に手を出した。
       
伸びた手は、ミニョの髪へと触れ、
     その髪に指先を入れると、指先に絡めるように、触れてみてしまった。

びっくん!
  いきなりのテギョンの手に、身体を固めたミニョだが、
    顔を真っ赤して、嬉しさを隠すようにはにかんで見せた。
テギョンの目が、さっき間近に見た、ミニョの潤った唇へと向かう・・。

「・・・っ!!!!」
そんな様子を見て、
 ようやく目を覚ましたジェルミ!

「わ・・わ~~!! 
    ミニョ、かわいいよ!!!
うん!すっごく、ものすっごく、
    可愛いっ!!!!」
大げさなまでに笑顔でほめると・・・
  テギョンの腕をわざと払いのけて、
    テギョンを押しのけ、ミニョの前に、立った。

っ!!!!!
  払われたテギョンは一瞬で現実に戻ると、
     思い切りジェルミを睨んだが・・

「本当ですか?
  ありがとうございます♪ジェルミ♪」
素直に、嬉しそうに笑ったミニョ。

「・・・・・・。」
テギョンは、不満そうな目を、
  今度は振り払われて少し離れてしまったところから、
        ミニョへと向けた。
ミニョのそのワンピース姿は、
   本当にミニョの女の子らしい体型をキレイに表わしていた。
男とは確実に違う、柔らかそうな身体・・
   腰だけが、きゅっと細く華奢な、その体型・・
『オッパ・・
  大好きです!!』
今の恰好でのミニョの言葉を頭に思い出すと、
     思わず・・抱きしめたくなる・・・

ぼぉっと・・目を奪われていたテギョンの目に・・
シヌがミニョへと笑いかけるのが、映った・・。

途端にその目に、鋭い光が戻ったテギョン・・・
~~

「うん。
   似合ってるよ。すごく可愛くなった。」
クールに、さわやかに・・ 
  そして嫌味もなく、その髪を軽くなでて、笑ったシヌ。

「・・・・」
テギョンの目が細められ・・
   夢心地のような・・非現実的な?思考が広がる・・。

ー俺んだぞ・・
   っくそ。軽々しくなでやがって!!
 確かにかわいいだろ・・・

そこまで、アブナイ頭でささやいた瞬間・・
  ミニョの全体像が、再び目に入ると・・

 テギョンの目が、今度こそ覚めた。

ーなんだその恰好は・・・!!???
       ミニすぎるじゃないか!!!!!

そんな姿をジェルミやシヌの目に見せるだなんて!!!!!!

テギョンが思い切り、ミナムを睨んだ。
  悪いようにはしないと言ったミナムの言葉が思い浮かび、
    そんなミニョに目を奪われた自分にも腹が立ったからだ。

それでなくても危険だと頭を悩ませているのに・・
  ミナムのせいで、これではさらに危ないだけだ!!!
軽々しくミニョをなでたシヌや、
   見惚れたような目を向け、やたらとミニョへと愛想を振りまくジェルミ・・。
はっと・・そこまでようやくテギョンが気付いた時・・・
   すでにご機嫌そうに笑うミニョは・・
      ちゃっかりジェルミとシヌの真ん中に入り、
        二人に連れられるように、宿舎へと入っていた。

ーっくそ!!!!!
    ほら見ろ!
慌ててミニョを追いかけるテギョン。

「おい!
   コ・ミニョ!!!!」
怒ったような声を聞くなり、何もわかっていない顔で、
     テギョンの方を振り向くミニョ。

テギョンが怒りを言葉にできないようにさっさと一人速足で行くと、
 「待ってくださいよ~~~!!!
   ???」
今度は何を怒っているかも分かっていなさそうなミニョが、後を慌ててついて走った。

そんな様子を、
    まるで狙って以上のものを見たかのように目を丸くすると、
 おかしくてたまらないとでも言うように、
      声を殺して腹を抱えて後ろで笑ったミナム。
「はははは! 
   ひーーーー(笑)

 さて(笑)
  ・・・これからどうやって駒を動かしていくか・・(笑)
 
 覚悟しろよ?」

誰にも聞こえないように、
     一人、後ろで笑いをまだ、噛み殺しながらつぶやくミナムの目は・・・
完全に・・
   何か怪しい光をかくして・・いた・・。

「はぁ・・
  はぁ・・  ・・・ひょんに・・
・・テギョンオッパ!!」
シヌとジェルミから離れ、
   ようやく速足のテギョンの横まで来たミニョ。

「また・・怒らせちゃいましたか?」
恐る恐る聞くと・・
   黙ったまま、むすっとした顔で前だけを向くテギョンに向かって・・
「オッパ・・
  大好きですよ。」
こそっと、
   小さな声で、囁いた。          (*第6話(前)からの流れ)
*****************************************

次回、ミナム作、ミニョメイド誕生ーーーーーー♪

いつまでたっても初々しい二人でいてほしいです(笑)
  テギョンの意地っ張りがじれったいけど(笑)
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~ Comment ~

わぁ~♪

のあさん、こんにちは。(@^▽^@)

本編の更新ありがとうございます!!!

テギョンの妄想?あぶない頭(笑)いいですね♪ 更に可愛くなったミニョに見惚れて髪に手が伸びていくところ♪きゅんきゅん♪しました。リメイク最高!!!ヾ(≧∇≦)

続きが楽しみです!!!!! がお-(笑)も楽しみに待ってます♪


ヒーラー、最後まで視聴完了!ありがとうございました!見て良かったです♪ ネムボソ?続きが待ちどおしいですね♪

>Kouさん

こんにちは♪

がお-(笑)すぐします!!すみませ~~~ん(笑)続けていこうと思ってます♪


『ネムボソ』面白すぎる~~~~~(笑)ね!!ね!!!続きが待ちどおしいです!!!
ただ、7話はすっごくよかったけど・・・8話、出だしはサプライズですごくすご~~~~く、よかったのに、よりによって8話のそこでKissかあああああああっと、それはちょっとのあ的に残念でした(笑)すみません☆ま、何度もリピ見しちゃいましたが(笑)でもあのタイミングなの!??そこでKissシーン使っちゃうの!??さらに照れ方がそれなの!???って、Kissはすっごくよかったのに、一人突っ込んじゃった(笑)別のシチュエーション使ってほしかった・・・(笑)

一番好きだったのが、最後の方の『ソンケミヨックク(うにわかめスープ)』のシーン★
いい?
ちょっと自己満に訳すと(意訳有適当訳)
チョリム『すっごく待ったでしょう?ほんとに』
ムガク『遅れると電話したらよかったのに。走るとけがするだろ』←ちょ、心配!かっこいい!!!!さり気ないそっけなさにきゅんきゅんした!!!
チョリム『これあげようと思って。済州島料理なんだけど。うにわかめスープ!』
ム『うにわかめスープ?ほんとに?!』
チョ『(ムガクの反応に驚いて)!?味も分からないくせに』←そういうムガクにあげようとしたくせに(笑)
ム『気分だろ。うにわかめスープを食べてる気分!
    わ~マジでどれくらいぶりだろ』
チョ『はい。持って帰って食べてください』
ム『・・・(むうう)』←この顔!!!!この時のムガク!!!!!もう本気できゅんきゅんしてきゅん死(死語でもなんでもいい!!キュン死!!!!)
チョ『・・・・。
    ・・・?どうしました?』
ム『・・・(めっちゃ、恨めしい顔で傷口押えて)
  今まだ療養中の俺に向かって・・自分で持って帰って温めて食べろって?』←(笑)めっちゃ元気なくせに(笑)
チョ『あ~・・そうですよね。そしたらどうしよう・・。
   あ!じゃあ、うちに入ってちょっとだけ食べて行かれますか?ふるる(ズルズル(麺やスープを飲むとき使う)?』
ム『ふるるる?そうしよっか?』←もうこの時のムガクのゲンキンな表情の可愛さったら最強で!!!!!!
チョ『・・・(密かに嬉しそうなムガクに怪訝な顔で)。その代り、スープだけ食べたら帰るんですよ?』←なんなの(笑)その忠告は・・(笑)
ム『えぇい・・でもご飯も一緒に食べないと・・』←なんじゃそりゃ(笑)不服なんだ(笑)
チョ『だから、ご飯とスープだけ食べたら帰るんですよってば。』
ム『あ~でもさぁ。水もちょっと飲まないとだし、TVも見てそしたらもう遅くなってて・・
  (チョリムが無視して家に入っていくので)
 あ、は~い。』←何を狙ってるの!!!!な~~~~~んて(笑)
って(笑)ここが大好き!!(笑)

後は、最初の方の車いすにのったムガクをチョリムが押すシーン!
あれもよかった~~~~~~!!!!!
チョ『でも嘘の方がほんとに悪いよりはよかったです』
ム『そうか?』←どっか嬉しそう(笑)
チョ『ちぇ。意識不明って何ですか!
   実は、私だってそれに全部気づいてたんですよ!
  なんだか、どこか違う気がしてたんですもん』←この時のムガクが笑ってて(笑)
ム『ん~・・ものすっごい悲しそうだったけど?』
チョ『なにがですか?』
~~
(思い出すチョリム)
意識不明だと聞いたムガクの病室で
チョ『チェスンギョンニムどうですって?
  どれだけ怪我したんですか?
   命に関わったりはしないんですか!!??』
~~
チョ『・・・・(やば)
  ・・うんっ(喉鳴らして)』ごまかす
ム『お前がすご~~く悲しそうなんで、俺まで泣きそうになって
  作戦もなにもやめて一緒に泣くとこだったぞ』
チョ『それは・・だから隣の子犬が病気で倒れたとしても、
    心を痛めて涙が出て泣いて・・それが人の心ってものでしょ?
   ちぇ。それも知らないの?』
ム『(密かにまだ嬉しそう)・・・。
   悲しかったか?』
チョ『・・・ここまで危険なお仕事だったなんて、考えてもいませんでした。
  だから、これからは身体を考えながらやってくださいね。
  このくらいで済んだからよかったものの、私がどれだけ胸がどきどきしたか分かりますか?』
ム『(嬉しそう)』←(笑)もうね(笑)彼氏彼女以外のなにものでもないっていう・・・

で、のあ的にはこのあたりでキスでもよかったのに~なんて・・(笑)
唇の汚れふいて・・てとこがなんか・・だったんですが(笑)それでも何度も何度も、見てますが(笑)

じゃあとりあえずこの辺で♪早く水曜こいこい~~



ありがとうございます!

こんばんは☆

はい♪がお-のお話、楽しみにしてます♪ 

あらすじだけなので、セリフがわかるとやっぱりいいですね♪嬉しくてリピ見しました!kissシーンは私もちょっとだけ、え!?ここ??でしたが、しちゃったら、とっても良くてBGMも2人も。きゃ~♪でした。

車椅子で‥の所、好きです。( ´艸`) スープの所はチョリムを待っている所から表情とかもよかったですね♪

ひとつ、気になったのはシェフは、チョリムのオンマを監禁?してた時スープのレシピを書かせていたのですか?自身の仕事の為に?それともたまたま、目撃者のヒントを得たくては被害者の書いた物を見ていて、スープのレシピがあったから‥なのか、ちょっと気になりました。これから明らかになるのかな‥ とにかく、水曜日が待ちどおしいです!

でたぁー♪

ミニョメイド♪
次回楽しみですね♪

テギョンの戦いは、ミナムのおかげ?せい?で、ますますヒートアップしそうです♪(笑)
続き楽しみですね♪

>Kouさん

こんばんは☆

がお-のお話、今、どこがどこのシーンからかっての、すっかり忘れていて
確認しつつゆっくりしてますのでごめんなさい~~~(泣)私生活の仕事がたまってて・・。

BGM、いいですよね~~~!!!!!もうやばいんですけど!!!ほんとに一日中曲が回ってます(笑)
で!!!!10話やばかったですね!!!きゃーーーーー!!!!!No.1がまたこれに変わっちゃったかしら(笑)

うんうん~~~~!!!!!スープの所のユチョかわいすぎた!!!!!もうきゅんきゅんしまくりで!!!

(皆が可愛いって騒ぐの)狙ってるだろ!!と、突っ込みつつ、嫌みなくかわいすぎて悶絶しました(笑)


> ひとつ、気になったのはシェフは、チョリムのオンマを監禁?してた時スープのレシピを書かせていたのですか?自身の仕事の為に?それともたまたま、目撃者のヒントを得たくては被害者の書いた物を見ていて、スープのレシピがあったから‥なのか、
遅くなってごめんなさい!これについては過去ヒントはなかったですよね★ただ、目撃者が生きているので、そのヒントを得たくて・・だと思います!!でもでも!!10話で・・・どうなっちゃうんだろ~~~~(泣)もうスパイアプリとか怖すぎるんですけど!!(T▽T)すっかり脚本家と演出家にやられまくりです(笑)
ただ・・(笑)あれ、捜査員たち、実際いたら捜査にならないですよね(笑)遊びまくりじゃない?(笑)追っていくのもその人数に、本当に来るかどうかも分からない中どうなの・・てとこもあり(笑)ユチョがかっこいい以前に、捜査方法に笑っちゃいましたが(笑)
なにかあらすじで出てない部分で知りたい甘々セリフあれば言ってください~♪♪もう妄想落ち二回!!!がつぼで笑った(笑)まさかのユチョまでか~(笑)って(笑)でもその後も甘々続けるあたり、のあにとっては最強でした♪あはは

ありがとうございます~♪

はい♪楽しみに待ってます!!!(≧∇≦)ゞ

10話のラスト!!続きが気になって仕方ないです!(≧◇≦)シェフ、怖いな‥スパイアプリ?早く盗聴に気がつかないと!捜査方法、確かにちょっと笑えます。(・∀・)バーコード事件が怖いから他の事件はあのくらいゆるいほうがいいのかな?

二回の妄想落ち、あはは♪笑いました。ムガクの妄想の所(笑)好きです♪字幕で見たいなぁ♪あらすじサイトさんの所で、今後ヨムミがムガクを好きに‥ってあったんですが‥ でもムガクとチョリムのハッピーエンドですよね?

のあさん、いつもありがとうございます♪(@^▽^@)

>やえもさん

(笑)懐かしいでしょ(笑)(笑)
のあもほんと、読んでて懐かしすぎて(笑)

考えたら、そのころから・・・お付き合いありがとうございます・・・!!!
感涙

>Kouさん

またこの続きでごめんなさいですが(笑)
10話のラスト!!ほんとに叫んじゃいました!!!鳥肌立った~~~!!!!

シェフ、怖いですよね‥スパイアプリっていうの?違うのかな?なんていうのかは正確にはわかんないんですが^^;すみません・・・。

盗聴に気づいて~~~~!!!って、すごくもどかしかったですね!!


二回の妄想落ち、めっちゃよかったですよね!!まさかのムガクまで妄想(笑)
早く日本に来てほしいですね!!!!*^^*
字幕部分、来るまでどうしてもここ!!ってとこであらすじなければ前みたいに書きますよ~☆

今後ヨムミがムガクを好きに‥ってえええええええ??!!ほんとに!??@△@;
最近、韓国のドラマって、四角関係じゃない主要四人って多かったので、不覚!!!このドラマも、シェフもきっと本気ではチョリムを好きじゃないのかな~?と思ってたし(微妙でしたが)ヨムミ班長なんて全然そんな様子見受けられなかったんですが・・・(笑)
・・・でも、ヨムミ役の方、私これで見るのが初めてで、最初はなんとも思ってなかったんですが、9話あたりから演技が好きになってきました(笑)それで、そういう目で見返すと、あのムガクの漫談をミラー越しに見た辺りや、微笑みとか(?)あとは、9話でチョリムとお酒飲んだシーンで、
「ああしろこうしろ指図されるのが不満なの?
 恋人じゃないのが不満なの?」
ってヨムミに言われて、「そりゃもちろん、恋人じゃないのが不満で・・」て、チョリムが自爆した後の表情とか・・
見ようによっては、複雑そう??
いや~・・・でも、ヨムミにはここ二人の恋愛に参加せず(もちろん、かき乱すことはしなさそうですが)今のまま、すごくいい方でいてほしいなって思いますが・・・(^^;)どうなんだろ・・・。

ええええ!!!ヨムミ警部・・それは想定外でした!!!!!チョリムのいいアドバイザー的な方でいてほしいな~・・なんて。で、まぁシェフはやきもち焼かせるための第三者でもいいんですが・・何分、やきもちどころか命の危機ですから・・・(苦笑)

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>めいさん

非常に遅くなりごめんなさい!!!!そうなんです~~☆引っ越しした上に、放置でした・・・。

本当にすみません・・・
そうそう!!!!!それ!!!最終回を一番に仕上げなければ!!!!!

もう埋まってしまってますが、いつか見に来てやってくださいね(ほろり涙)
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