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#タムナ★本編『一緒がいい』

#第6話。止まらない想い。。。(下)

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キュのすっと細く開かれた目がボジンを捉えたまま、
    またふっくらとした唇へと向かい・・

「~~~っ!!」
ボジンもまた・・そんなキュの視線に、
  覚悟するように、
      きゅっとその目を、閉じた・・時・・・

ぐぅぅぅぅぅ・・・

二人の唇が、あとわずかなところで、止まった。

ぱちりと目を開いたボジンが、
  目の前のパク・キュを見た。

パク・キュも、あと少しだというところで止めたまま、
  ちらりと、さり気なくボジンの目を見た。

今のはボジンじゃない・・。
 パク・キュの腹からも、同じ音が、聞こえてきたのだ・・。

ぷ!!
 ははっ!!
  あはははははは!!!
ボジンが突然吹き出したように笑ったので、
  キュも、表情を止めると、苦笑しつつ、っくっと最後は笑った。

「身分など関係はない。」
キュの言葉に、
  腹をよじって笑っていたボジンが、涙目で笑ったまま、
     きょとんとその顔を見上げた。

「身分など・・。」
キュが続ける。

「誰もが同じ尊い人間だということを、
  私はタムナに来て知った。
 お前に会えて、知った。

 絶対に、諦めはしない。」
パク・キュが、ボジンの頭をなでて言った。

キュの言葉に、
  優しくボジンの大きな目が、輝いた。

「腹がすけば、こうして皆、
   同じ音が鳴るのだ(笑)」
目を細めたキュがまた笑いだし、
   ボジンもひとしきり、笑って今までの涙を飛ばしてからようやく、

「あ!!」
ボジンが、思い出した。
「これ、今日作ったんだ!」
朝、パク・キュの為に作り、大きな葉に包んだビントック(大根のそば粉で巻いたもの(#第4話(上)))を
 パク・キュに渡した。

じっと見てくるキュに、
  もじもじと、目を逸らしたボジン・・。

「・・・美味しい料理は屋敷で食べてさ・・。
  今はこれで我慢して・・」
そう、ボジンが言おうとしたとき、
 ふわ・・
  また、影が一瞬ボジンの前を通り過ぎ、
   ぷっくりしたボジンの唇へと、優しい何かが触れて、すぐに離れていった。
(もうキュ・・本当に(笑)
   一度タガが外れたらもう・・(笑))

「ありがとう。マンアジ」

キュが、また、
  本当に嬉しそうに、笑った。

~~
二人で並んで食べた後の帰り道、
  パク・キュはずっと黙っていたかと思うと、ボジンの家が見える前の角で立ち止まって、言った。

「マンアジ。」
にこりと笑って、きょとっとキュの方を見上げたボジン。

そんなボジンを見ながら、キュが、低い声で続ける。
「今、私が牧使の職に就いたはいいが、
  漢陽から頻繁に、遣いの者が来ているのは知ってるな?」
急に、真剣に話し出したキュに対して、
 お互い黙って帰り道を歩いていた間、
  ボジンは、昨日までの不安がうそのように消えたことで、その静かな時間、
   一人、何度も口づけた唇を、照れながらつまんでみたりしていた。
(もう今日だけでも回数なんて、数えられなくなっちゃったしね~(笑))

だから、この唐突なキュの言葉に、ボジンはまた一瞬で表情を変え、
  こっくりと、しっかり頷いた。

「それはな・・
  漢陽の地に戻り、王の下、任を受けるようにとの催促なのだ。」
キュの言葉は、全て、ボジンが予想していた通りのことだった。
 なのに、突然の言葉に頭が真っ白になり、
   頷くこともできずに、ボジンは聞いた。

「今、私が着任したばかりだとはいえ、
   牧使の職務への許可が出たのは、すでにもう何月も前の話になった。
 牧使の職は、恩赦を下さると仰った王へと私が希望し、
   王から賜ったものなのだが・・

 どうももう、すでに王のお心が、変わってきているようなのだ・・。」
(時の王、仁祖は、疑心暗鬼に陥りやすく、非常に自分本位であった)

「・・・」
ボジンの目の奥が、揺れる。
何よりも不安だったことは、やはり現実になってしまう・・。
 今までの幸せな気分も一瞬で消え、
    ボジンはまた、黙って、キュを見上げた。

「そう不安そうな顔をするな。マンアジ。

 今は着任したばかりで、この混乱に置かれたままの状態の役所と、
  タムナの安定を考えると、漢陽には戻れないと伝えてある。

 だがもし・・次に王直々の任を与えられたら・・・」
ここで、キュが一度、息をついた。

「・・・・。」
キュが、何を言おうとしているかは、
  誰よりもボジンが知っているではないか。
それこそが、ずっとずっと、怖かったことなのだから・・。

「私には、
  王の命に従うより他はない・・。
 わかるか?」
キュの声は、いつもの通り、低く、ゆっくりで、
  ボジンを不安にさせないためか、いつもよりも胸に入ってきた。

ボジンは、漢陽の地で、
  ウィリアムを守ろうと必死だった時の、キュの状態を思い出していた。

いくら、ボジンとは身分が違って、タムナの牧使だとはいえ、天にも等しい王様の前では、
  何もできないことぐらい、ボジンも知っている。
危うく、王の前でタムナを守るために言及したキュは、命すら、危険だということも、
  知っていた。

ボジンは黙ってうなずいた。
好きなのだ。
 離れたくない。

けれど、伝えた今、
  答えてくれた今、
   キュの立場を悪くする気など、考えてもいない。

頷いたボジンに、キュは安堵の表情を浮かべた。
そんなキュを見て、
   寂しげに見えないよう、ぎこちなく微笑んでみせたボジン・・。

だが、次の言葉は、
  さらに、予想外の言葉だった。
「次漢陽に戻るときは・・

  マンアジ・・

 私とともに、来れるか?」

・・・・!!

ちょうど俯いたボジンの目が、固まった・・。

そんなボジンに向かい、
  キュは、続けた。

「私と一緒に、漢陽の地へ、
   また行ってくれるか・・?」

低い言葉、
  はっきりした・・
 
 耳の深くに、入り込む声が、ボジンの心臓を、まるでぎゅっと掴んだように、ボジンを動けなくした。

ばっと、キュを見上げたボジン・・。

パク・キュの目は、
  なぜだかさっきまでのどの瞬間よりも、不安そうだった。

「・・・・。」
ボジンが、じっとそんなキュを見つめた。

「・・・・。」
パク・キュもまた、ボジンを真剣な目で、見ていた。

パク・キュは、知っていた。
  漢陽での、ボジンの暮らしを・・
   あの女(元婚約者ね。(笑))や、キュの母から受けた扱いを・・。

これから・・
  もし・・キュが何よりも願うようなことが可能になるとしても・・

まず彼女を傷つけるのが、
  誰よりも、自分の母親であるということも・・。

そして何より・・
  仮にボジンを漢陽へと連れていくことができたとして、 
次にこの地を離れるということは・・
  これから先、ボジンをこの地へと
    あの、母のもとへと帰してやることは、不可能かもしれない・・。

だから・・
  強くは言えなかった。

だが
  どうしても、ボジンを残しては、帰りたくなかった。

ボジンと離れたくは、なかった。

それで、
  祈るような気持ちで、ボジンへと尋ねた。 
*******************************************

ボジン・・どうこたえるのかな・・   (・・・知ってるけどって??んまぁ!!形式形式!!)

キュは・・  
  どうするつもりなんでしょう・・   (・・・。いいの!リメイクでも
                     それなりのあとがき?つけたかったの)

二人の身分ですが、身分制については、もう少し先で、
  詳しく解説させてくださいね☆

ではでは~♪
 楽しんでいただけますように☆
  
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~ Comment ~

続けての更新に感謝です

「私と一緒に漢陽に来てくれるか?」これってプロポーズですよね。
『覚悟しろ』ってこういうことだったんですね。

さあボジンどうするの?なんて答えるの?(ハイ、想像がつきますが形式形式ですネ(^^;;))

のあさん、2作続けてアップしてくださりありがとうございました。
リメイク前のお話は存じ上げませんが、皆さんのコメントを読み、のあさんがたくさん前作に手を加えていることが拝察できます。

作品はのあさんの子供と同じようなものでしょうから、人前に出すからには、少しでもステキに送り出したい、こだわりたいと思うことは当然のことだと思います。

「リメイク前のお話を読ませていただけますか?」とお願いしましたが、どなたかもコメントされたように、のあさんが納得がいく作品を更新してくれるのを、私達は待ちたいと思います。

待ち続ける価値がのあさんのお話にはあると思います。

のあさんのファンになってまだ日が浅いのですがこれからも楽しみにお待ちしています。
お身体第一に‥‥





>ヨヨさん

さあボジンどうするの?なんて答えるの?(笑)
あはははは☆ご理解、ありがとうございます(笑)

2作続けてアップ、これからも、できる時間を見て、アップできたらと思っています☆
すみませんね(笑)

作品はのあの子供と同じようなものかぁ!!なるほど!!なんか、心にしみました!

えええええ!!!
待ち続ける価値がのあのお話にあるか・・は分からないのですが・・(笑)
とにかく、これからも楽しみに読んでいただけるよう、最後まで頑張ります♪

ありがとうございました♪
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