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 ←*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4 →☆超短編☆番外編「癖になる。」下(完)
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☆番外編★短編集★完結編

☆超短編☆番外編「癖になる。」上

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さわさわと、気持ちのよい風が吹き・・
   風通しがいい服・・
 いや・・簡単に言えば・・そう・・
だらしなくも、所々生地は破れ、
    どこで作ったのか、刀傷まで見える・・そんな道袍(トポ;外出着)を着ると・・

ふぁぁ・・・

誰にも臆することなく、
    大きな口で欠伸をして、歩く・・・

その男・・。

周りを通る儒生たちはみな見ないふりを通し・・
  儒・・生? 

そう。
  ここは朝鮮内でも、誰もが入れる場所ではない、成均館・・・

国家最高の教育機関を誇るこの場所に・・

その男は・・
  間違いなく・・

場違いにも存在していた・・。

名は・・・

~~
「お~~~い!!

   コロ!!!どこへ行く??」
~~
桀驁(コロ)・・

『暴れ馬』との異名をとるが・・

少論派の重鎮で、
 司憲府(サホンブ)の長、大司憲(テサホン)、ムン・グンスの、
   実の息子、ムン・ジェシンである。

つまりは、このような恰好をしているが、
   まぎれもなく、いいとこのお坊ちゃん、ではあるわけだ。

~~
いつものその自身を怖がることもなく、
   追いかけてくる声に、ウンザリしたように首を掻いたが・・

その呆れるほどしつこい、神経の図太い、
  追いかけてくる奴の性格を知っているせいか、  (ひどい言われようだな・・オイ^^;)

      逃げようとは、しなかった・・。

~~
その声がジェシンに追いつくと、

「どこ、行くんだよ?」

そういって、
   きらりと光る歯をのぞかせながら、
     恐ろしがるどころか、そのジェシンの肩へと回された、腕・・。

ジェシンの服装も、相当異様だが、
   この男もまた、相当異様な恰好だと言えた。

煌びやかに・・
  いっそ金粉を溶かした湯船にでも、その服ごと浸かる方が、
      今の生地を簡単に作れるのではないかと思ってしまう程、
   
 儒生服の形をした、まばゆい姿に身を包み・・・
    その輝く官服を纏った先の笑顔も、
         光すら放ちそうなほど、涼やかで、眩しい・・


     この男・・。
・・・ジェシンにとっては、
     この上なくウザったい二つを揃えたその男。

「っち。」
めんどくさそうにその男の顔を見ると、

「どこだっていいだろ。

  いちいち。
   
 なんで俺がお前に居場所を知らせにゃならん?」
男から目を逸らし、
   全く存在すら、無視するかのように、歩き続けた・・

(きらきらする男を素無視できることが、まずすごい。(笑))

ー全く。なんでコイツはどんなに冷たく突き放そうが、
    俺にばっかちょっかいかけてくるんだ?


その男のすべてが、
(服装だけを見ると、まるっきり正反対に見えるのに)ジェシンには、苦手だった。


心底気だるげに、
  何度払っても肩に回してくる腕を振り払いつつも、共に歩く、二人・・。

成均館においては名物にもなりそうなほど、変な光景であるが・・
 この、笑顔さえも煌びやかな男もまた、
         れっきとした、儒生・・である。

名は、ク・ヨンハ・・。

  その女好きは尋常ではなく・・
    通称を、女林(ヨリム)と、言った。
~~

「あぁ・・もう・・
   どっか行けったら。」

手で、ハエでも追い払うようにそいつをどけたが・・・

「まぁ、そう言うなよ。
   なぁ・・。キム・ユンシクと、イ・ソンジュンを見なかったか?」
ヨンハが聞いた。

「は?」

その・・言葉に・・
   聞き返したコロ・・


キム・ユンシク・・


その名を耳にしただけで・・
   コロの胸が、ざわりと変な心地になるのだ・・。
~~

「キム・ユンシクとイ・ソンジュンの野郎がどこ行ったって??」
口にするだけで、ムカムカとしてくる胸は・・
   言いようのない、苛立ちをジェシンに覚えさせた・・。

「あ?

 だから・・それを俺が聞いているんじゃないか。」
きょとんとした顔で、
   少し、口先を上げたヨンハが言うと・・

ふん。
 面白くもなさげに、コロが、呟いた。


「佳郎(カラン)の野郎が一緒なら、
   別になんの問題もないだろ?

 あいつら常に一緒なんだから。」

それだけ言い捨てると、
   ついてこさせないよう、すたすたと脚を速めたジェシン・・

「・・・・。」
ヨンハが立ち止まると・・
  扇子で、何やら意味深に上がる口先を隠しつつ・・
       足早に歩いていくジェシンを、目で追った。
~~

ヨンハと広い成均館をしばらく歩いていくと・・   
(すでに外出するはずが、キム・ユンシクという言葉につられてヨンハと歩いてるコロ(笑))

その先から・・その姿を見つけたイ・ソンジュンが駆け寄ってきた。

「先輩方・・
   キム・ユンシクをどこかで見かけませんでしたか?」

その言葉に・・

「「・・・・・。」」

きょとんと、無言で丸い目を合わせたムン・ジェシンとク・ヨンハ・・

「俺たちも今、お前たちを探していたところなんだが・・」

意外そうな顔で、ヨンハがそういうと・・

「俺たち??

  『俺』の間違いだろ?

 俺は別にコイツらなど探してなんか・・」
口を尖らせて横を向いたジェシンが呟くようにそういったが・・
   わざとなのか、そうじゃないのか、
      そんな言葉など、聞いてもいない様子のヨリムが、

「ところでお前はなんでキム・ユンシクを探していたんだ?」

ソンジュンへと、聞いた。

「いえ・・それが・・」

~~

ソンジュンの話によると・・

一緒に授業を終え、
   中二房へと戻る途中・・
    ソンジュンを呼び止めた大司成(テサソン;校長)

ユンシクが隣で見て待っていると、
   ユンシクへと追い返すように、手を縦に振り、大司成が一人で帰したのだと・・。

その後、慌てて中二房へ戻ったソンジュン。
  だが、中二房行ってもおらず、
     探しているところで、ヨンハとジェシンに会ったのだと・・。
~~

閉じた扇子で口を押さえつつ、
   ふぅんと聞いたヨンハに対し、

「けっ。」

馬鹿にしたように顔を背けたジェシンは、
   すたすたと立ち止まる二人の間を抜け、また歩き始めた。

「お前ら・・

   キム・ユンシクは3歳にもならない坊やか??
  ここはだだっ広い敵のアジトか?」

呆れたように行ったジェシンがうすら笑いを浮かべて頭を振ると、

「アイツはもう十九の立派な野郎で、
   ここは王宮よりもある意味安全なる成均館だ。

 成均館!!

 前から言おう言おうと思っていたが、
   お前らアイツに甘すぎる。(お前が一番な・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:)

 アイツをあんまり甘やかすな。

   癖になるぞ。」
ジェシンが、言い捨てるように言った。

「「・・・・・。」」
そんなジェシンを、
   黙って目を合わせて見たソンジュンと、ヨンハ。

「・・大体何で
   大の男が2人も揃って血眼で探せばならんのだ?!」

呆れたようにジェシンがくるりと背を向けて、
    そうつぶやきながらまた、歩きだした時・・

「お前と別行動だとは・・俺も思ってなかったからな・・。
    まずいな・・。」
そう、誰にも聞こえないほどの声でヨンハが呟いた後・・

「ま、でも確かにコロの言うとおり・・

  アイツも十九にもなる立派な男だ。

 ハ・インスたちがアイツをなぜか追ってたとしても、

  どうにでもかわすだろな。

 心配ない。
     心配ない。」

そう・・・
  何気ない風を装って、大きな声で言ったヨンハ。


その言葉に、

!!??

ジェシンが振り向くよりも早く、
   ソンジュンが、駆け出した。

っば!!!!

  ジェシンの横を抜け、
     見る間に消えてしまったソンジュン・・

「ひゅ~♪」

ヨンハが、ソンジュンの後ろ姿に呆気にとられたようなジェシンを見ながら
   口笛を鳴らすと・・

「っち。」

駈け出そうと片脚を出したまま、駆け出し損ねたジェシンが、
  舌打ちをしながら、
     面白くなさそうに歩き出した。

「お前はほんとに探さないのか?」

ヨンハが後ろから声をかけたが・・

「佳郎(カラン)の奴が行ったんだ。
          もういいだろ!
 お前もさっさとどっか行けよ!  
   俺は用事があるんだ!」

そう、言葉を捨て去ると、
     止まることなく、歩いて行った・・。
~~

ふぅ・・。

  呆れたように口元に笑みを浮かべ、
     そんなジェシンの後ろ姿を見つつ、首を振ったヨンハ・・

「まったく素直じゃない・・。

   時には素直にならなきゃ損をするのに・・」

そう、呟きながら、
     踵を返すと、元来た道を、戻った・・。

~~

ヨンハの視界から、消えるなり・・

っば!!!!!!

  突然焦ったように、屋根に飛び上がったジェシン・・

ーどこだっ!!??
  アイツはどこにいる!??

広い敷地内をぐるりと一望すると・・
   ずっと先に、ユンシクを探しているというハ・インスの一行を見つけたジェシン。

「・・・・。」
その一行の先に、
   ユンシクの姿はない。

ユンシクと一緒じゃないことに安堵の息を漏らすと・・

「・・・アイツはじゃぁ・・
      どこにいるんだ?」

その目を細めて、
     考えた・・。

そして・・

  一か所・・はっと思い当たると・・

すぐに屋根から飛び降り・・
  誰よりも早く、その脚を飛ばした・・。
~~

ひたひたと・・
  その足音を止めると・・

以前・・一人泣いていた講義室へと、
         脚を運んだジェシン・・。

扉が開いているのを確認すると・・

そっと中に入ったジェシン・・
・・・と・・ 
   中に・・うつぶせて眠るユンシクの姿が見え・・

ほ・・

 無意識にだが不思議と、その胸を撫で下ろすと、
    自分のそんな想いすら、不快であるかのように、

 ごほっ!
   自分自身をごまかすようにして、咳払いをした。

すぅ・・
  すぅ・・

それでも起きることなく、
   静かに寝息を立てるユンシク・・

必死で探していたのが馬鹿みたいな気がして・・
   ジェシンが、腰に手を置くと、
      呆れたように、頭を振った。


あまりに安心しきって眠っているユンシクに、腹が立つはずなのに、
    不思議と笑みすら浮かんでくる・・。

そんな自身の口元を、
 大きな手の甲で、押さえつつ・・

どっかり。

ユンシクの横に座ると・・

ちらり・・。

  さりげなく、その目をユンシクへと移した・・。

*********************************************
あらら★
この番外編は、コロ編?

楽しんでくだされば、うれしいです~♪
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~ Comment ~

更新ありがとうございます♪♪

コロのお話、嬉しいです(^w^)

彼の想いは報われる事はないのかもしれませんが、
こんな風にどうしても放って置けなくて、
ただただ見守って仕舞う存在がいるって
いいなと思います。

それにしても、ユニ(^_^;)
無防備過ぎます(^w^)

ソンジュンは??

わぁ~い♪新作ですね!!!

このまま、コロがユンシク(ユニ)との時間を過ごすことができるのか??それとも、焦りまくりのソンジュンが登場するのか?? 

続きを楽しみにしています♪

きゃん♪

コロ偏いいですねぇ~(*^^*)
久しぶりに又見たくなりました( 〃▽〃)♪DVD☆
ソンジュンに最後いい所取られてしまうんでしょうが、、、、それでも切なくもキュンとする、コロの優しさ大好きです♪

コロ~!!

コロ大好きです~(>▽<)!!ヨンハもソンジュンも大好きですけど(笑)

自分の思いが報われなくても、好きな人が幸せになれればそれでいいっていうその男らしさ。ほんとにキュンキュンします(*≧∀≦*) !
韓ドラってそういう男の人がよくいる気がするな。。。

独占欲の強いソンジュンが大好きなので、そんな姿も垣間見れたら嬉しいな♪
アップありがとうございましたm(_ _)m

NoTitle

コロ大好きです(>▽<)!ヨンハもソンジュンも大好きですけど(笑)

自分の思いが報われなくても傍にいて守ってやって、好きな人の笑顔が見れればそれでいいって男らしさ。キュンキュンします(≧∀≦)!

独占欲の強いソンジュンも大好きなので、そんな姿が垣間見れたら嬉しいな♪

アップありがとうございましたm(_ _)m

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