スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』3 →*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』3】へ
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

#番外編★中編『この目がいつも追いかけるのは・・』完結

#番外編『この目がいつも追いかけるのは・・』その3

 ←*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』3 →*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4
<キュ目線になりますので、
  ほんの少し、場面が戻ってます>


  「お☆
    お二人さん♫」
~~
商店街は、人でにぎわっていた。
   店先に、いろいろなモノの並べられた商店街をキュが見渡しながらゆっくり歩くと、
     後ろでは、あれこれきょろきょろとしながら嬉しそうに眺めるボジン。
「何が買いたいのだ?
   言えば選んでやるというのに・・」
キュが何度言っても、
「いいのいいの♪
   見てるのが楽しいんだから♪」
そういって、今日、なぜこんなにも市に来たがったのかを答えなかったボジン・・。

キュの口元が、弧を描いた。
   今では、好きに屋敷を出ることすら、叶わないボジン。
 母がいたら間違いなくきつい言葉を飛ばすであろう、その、うれしそうな様子に、
   キュは、目をやると、また、見ていないふりをしつつ、商品を手に取ったりして見ていた。

 後ろをちょこちょことついて歩いて来るボジンは、あれこれ見て回るため、
    気が付くと慌てて小走りに走って、離れた距離を埋めようとする。

その足に合わせ、  
   キュはボジンを呼び寄せることはせず、
      ただボジンの前で、彼女がはぐれないよう、
           ゆっくりと歩きながら、その気配だけに、神経を配っていた。
(もう後ろを歩くボジンが可愛くて仕方ないって感じで、
嬉しそうに締まりない顔ほほ笑みながら歩くキュ( ´艸`)わかるでしょ?あの顔・・)

何も気づかぬボジンが商品を嬉しそうに手を取る横で、
   キュの顔は別の方を向く・・。

年若き両班の娘がいることに、
   にやにやと笑う輩がキュの目に入ったのだ。

とたんにキュの胸が重く締め付けられる。
  そんな奴らの目に映すのが嫌で、
    そんな奴らに触れられるのが嫌で。

その輩が、
  キュの横を通り、
    ボジンへと近づこうとした時・・・

ーどかっ!!!!!!
   だかっ!!
鈍い音が聞こえ、
   一瞬、何が起こったのか、
     キュの横を通っただけのその男たちが、一斉にしゃがみこんだ。

「あっちにいってみよう」
何気ない風を装って、キュがボジンへと促した。

「うん?」
キュの身体に隠れて、
   しゃがみこんだ男たちはボジンの目に入らない。
(もうこういうさりげない守り方とか、
   ほんときゅんとする・・(笑))


キュとボジンが少し歩いて行った後・・

「お☆
  
  お二人さん♫」


後ろで声が
した・・。

どく・・ん・・・

胸の奥が、
   静かに、重い・・音を響かせ・・

なぜか、
   胸騒ぎを覚える・・。


振り返ると・・・

  そこには
    その声から予想されていたように誰もを魅了する、その笑顔をこちらへと向け、
     こっちへと向かってきた、

         イム・ジャンホが、
            片手をあげていた。


その・・姿を見るなり・・・
  一瞬、声をかけるべきか、口を開きかけた後、

声にならずに・・その口を戻すと・・

    はぁぁぁぁ・・

思いっきり、目をつぶって白い息を吐いたパク・キュ・・。

そんな横で、
    ボジンが、
「イム・ジャンホさん♪」

久しぶりに会えたことを喜ぶかのように
   人懐っこい笑顔で・・
     その名を呼んだ・・               
 (特に喜んだとかではないと思うけど・・(・∀・)
 名前を呼んだだけで妬く男・・                              
      その正体は、普段冷静沈着クール両班だと有名なパク・キュ・・)

む。

パク・キュの目が、
   無意識のうちに、
     全く警戒することなくジャンホへと笑うボジンを睨むと・・

そんな笑顔を向けられたジャンホの手が・・

「よ♪
  ボジン!」

何のためらいもなく、 ボジンの頭をくしゃっとなでた。

!!!!!
キュの眉間に一瞬でしわが寄り、
  その顔が歪んだ。

ど・・くん・・

また、
  嫌な音が心臓の奥に聞こえ・・

「だから。
   気軽にそんな風に女に触るなと言うのに・・!」

ジャンホへと目を細め、
    真剣に、睨んだキュ。
 

ボジンを、
  自身の元へと引き寄せた・・。


軽く見せたようで・・
手に、
  力が入る・・。

決して、信頼していないわけでもなく、
   ジャンホが、悪い奴だとも思っていない・・。

ただ・・
  どうしても、
    ボジンを・・触れられたくなかった・・。        
(パク・キュですら簡単に触れられませんから♪(笑))

「パク・キュ様♪♪」
イム・ジャンホの周りから、
   3~4人の両班の子女と見られる女の子たちが・・
         ボジンへと、目を向け

「あら・・?その子は・・??」
何も躊躇することなく・・そう聞いたとき・・

どくん・・

またも、
  パク・キュの胸が苦しく、締め付けられた・・・。

ーこの者は・・・
喉元まで、
「私の婚約者だ!!!」
ジャンホへと改めて、分からせるためにも・・
   その言葉はすぐそこまで・・出かかっていた・・。
~~
「あ・・
    あぁ・・」
そんなキュを見ながら、
    声を出したジャンホ・・。

~~
・・・だが・・

キュの手が、
   爪が食い込むほど、強く握りしめられた・・。

ーまだ出せない・・。
   まだ、
     ボジンとの関係を表ざたにすることは許されていない・・

 ようやく・・
  ようやくここまで来たというのに・・

 こんなところで、
   変な噂を立てて、すべてを台無しにするわけにはいかないから・・。

パク・キュが、
  その言葉をぐっと
     飲み込んだ時・・

「俺が今、片思い中の子♪」

さらりと、
  軽いいつもの調子の声が、聞こえた。

「・・・・・!??」
一瞬、目を呆然と開いたキュ・・。

その一瞬の間に、その声の主はボジンの肩をパク・キュの手の中から引きよせ・・
         その身体を・・・抱きよせた!!!!

!!??
もう、
  周りの女など、パク・キュの目には入っていなかった。

「は!??お前。。何言って・・」
その、イム・ジャンホの中にいるボジンを見た瞬間・・

「「「「・・・っつ??」」」」
皆の目が、見開かれた。

あの、冷静沈着、
  己の欲というものを今まで・・全く見せたことのなかったパク・キュが、
       今この瞬間、女の目も関係なく、
           そのボジンを自身の元へと少し乱暴に、引き戻したのだ。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


   #番外編『この目がいつも追いかけるのは・・』その3

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
ぐ。

パク・キュの腕の中には、
  いくら抱き締めても簡単に抜け出してしまいそうに小さく感じる・・ボジン・・


きゃーーーーーー!!!!!!
初めて見るキュの様子に、
   思わず甲高い声を上げる子女たち・・。 


きゅ・・
  唇をさらに尖らせ、手先でつまむボジンの様子に、
              目をやるイム・ジャンホ・・。


そんなボジンを見つめるジャンホの様子に、
    パク・キュは自分の鼓動が変に、リズムを崩していることに気がついていた・・。

「・・・・っ」

ボジンの肩に置く手に・・
          つい・・力をこめてしまう・・    
(え・・と・・申し訳ないくらい、
    パク・キュには周りの子女の様子は見えておらず・・
 ボジンの気持ちは全く・・見えてませんね・(・∀・))


ー早く立ち去ろう・・

そう、言わんばかりにパク・キュが、
   ジャンホから目をそらし、ボジンの肩へと置いた手に力を入れたとき・・

「ちょっと!!!
   離れなさい!!!
 パク・キュ様はそんなに簡単に話しかけていい相手ではないはずよ!!!」

突然現れたユン・ウニが
    ボジンへと回していたキュの片腕へと手を回すと、
      その手をボジンの肩から外すように、
              ウニの元へと引き寄せた。
「・・・・・??」
キュが、突然のウニの姿に、
  驚いたように、ウニを見た。

パク・キュの片手が・・・

     ボジンから・・離れた・・・その時・・・

「行こう!!!」

イム・ジャンホが、
  弛んだパク・キュの片腕から、するりとボジンを抜き取った!!!

!!!!

思わず顔を思い切り顰め、
    ボジンへと手を伸ばそうとしたパク・キュ・・

だがそれより一歩早く、
   意地悪そうにパク・キュへと笑うと、ボジンを届かない距離まで引っ張ったジャンホ・・。

あと・・1寸ほどの距離だったのに・・
  離れたボジンの体には、キュの手は届かず・・

イム・ジャンホが、

「じゃ!そう言うことで・・!」

ボジンの手を引っ張ったまま、
   人の多い商店街を                      
     走って行った。

・・・・!!!!!

心臓が、
   まるで素手で鷲掴みにされたかのようにずきんと焼けるように痛く気は、焦った。

自身でも無意識のうちに動く身体は止められず、
パク・キュは、
   その目を大きく開くと、
      すぐさま、追いかけようとした。

「・・・っ!!???」
が・・・

腕が・・
   後ろへと引っ張られる・・・

その感覚に、
   今度は思い切り目を細め、
     その身体の引かれた先を見たパク・キュ・・。

そこには
  パク・キュの方をただ、その眉を下げ、
       何か言いたげに、大きな目で見つめる、ウニの姿があった・・。

「オラボニ・・
   ウニを置いて、行かないで・・」

ウニが、
  そのパク・キュの腕へと回す手に、

      ぎゅ・・
    力を、込めた。
「・・・っ」
キュがそんなウニを、
   真剣な目で、見つめた。
~~
たったっ
  ザザ・・
     たったった!!!!

人ごみに遮られつつも、
   つい、思うように先へと進まないことに、
      いらだちを覚えながら足を速め、
          イム・ジャンホの去った道を走るパク・キュ。

一向に見えない2人に気は焦り、
     どくどくと、リズムを崩した心臓は、
               苦しく感じるくらいだった。

こうして探す間にも、時間はどんどんたっていく気がする・・。

頭では、キュを振り返りながらも、
  ジャンホに腕を引っ張られたボジンの姿が何度も映し出され・・
     どうしようもなく、苦しくなった。


ボジンの去った後の時間が、
      途方もなく長く感じられた後・・

    ようやく、探し求めていた、
       ジャンホの顔が・・・
          人と人との頭の上に・・
                   見えた。


!!!!!

パク・キュは目を細めると
   人ごみを、やや乱暴にかきわけ、
      そこへと進もうと、
       人の頭の上に見える、ジャンホへと目指し、
         強引に、人の中を進み、足を踏み入れた・・・

が・・・
   ジャンホが、
        優しく見つめるその先・・・

どくん・・・

   どくん・・・

心臓が・・
  静かに音を響かせ・・・

パク・キュの耳までその振動が伝わると、
   その振動で、周りの音が聞こえなくなる気がした。

ザ・・
一歩・・足を出すたび・・
   その、普段よりも柔らかく見えるジャンホの優しい目に・・
         嫌な・・予感がパク・キュを襲う。
ザ・・・。
辺りには積った雪が見えるくらい寒く、 
   吐く息は真白に色づいているのに・・・

パク・キュの手には、汗すらにじむように、
     落ち着かない焦りを覚えた。

ちょうど、見えてきた人の合間へと・・
   目をやった・・・瞬間・・・

ジャンホのちょうど腕が見えた・・

  そのとき・・・

ど・・くん・・・

ボジンが・・・
   その中にすっぽりと・・
            包まれていたのが、見えた・・。

パク・キュから見えるボジンは・・・
    固まっているように、目を見開き、動かない・・

!!!!!
パク・キュが、
   何も考えられないうちに、
        ジャンホの前へと足を速めたとき・・・

「オラボニ!!!」
息を切らしたウニが・・
    またも、

!!!!!!
      パク・キュの腕を取った・・。   (もう!!!ウニちゃん!!!)

!!!??

パク・キュが思いきり顔をしかめてウニを見たのと同時に・・

「・・・・・。」
  「・・・・・・。」

ボジンとジャンホも、
  そのパク・キュの存在に気づき・・・

ボジンはパク・キュの腕へと回す、ウニの手に・・
        目をやった・・。
「・・・・・。」
ボジンの口が
  きゅっと結ばれ、

その目からは、
    今にも、涙すら、溢れそうだった・・。

パク・キュを、
   大きな目で、睨むように見つめるボジン・・。   (あぁぁ・・)

パク・キュが、
   ウニから目を離し、そんなボジンに気付くと、

じっとキュが見つめたボジンの上・・
       ジャンホの顔が、
           呆れたように、からかうように眉を高く上げ、首をすくめた。

「・・・・・!!」
キュがボジンのもとへと向かおうと足を出したが、
   ウニに引っ張られて思うように前に出ない・・。

「・・・・・。」
ウニと、キュの方を
   じっと見つめたボジン・・。

「・・・・。」
そんな様子を見ていたジャンホ・・。
   腕の中にある・・ボジンへと顔を寄せると・・
     何か・・つぶやいた・・

!!!!!

パク・キュが勢いよく、
   腕に回されるウニの手を、今度は払いのけようと腕を動かし、
           前へ進むよう、力を入れた・・

が、

「オラボニ・・」

なおも、悲しげにしがみつくウニ・・。
「・・・っ!!!」
ばっ!!!!
  キュは、今度はためらうことなくその手を払うと、
     一瞬でジャンホのもとへと駆け寄り、

奴の胸の中に抱き締められたまま
         大きな目でこちらを見つめるボジンを自分の元へと寄せると、

イム・ジャンホの腕を思い切り縛りあげつつ、
       思い切り、キュの手に戻ったボジンを、その胸に抱き寄せた・・。

ぎりり・・・

ジャンホの片手が、
     高く、パク・キュの片手によって、締めあげられる・・。

「い・・てて・・」

ジャンホが、
   息もできないくらい、
       痛そうにその手をパク・キュの手から放そうとしたが、
         力の強いパク・キュの腕には敵わない・・ 
  (なんせ、頭脳明晰な上、
     身体を張って闘える男です・・
 キャハ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━!!!!!!!!!!!!)

「お前・・・
   いきなり現れたと思ったら・・
  一体どういうつもりだ・・」

低い唸るように絞り出した声を出したパク・キュの目は本物で・・・

ジャンホへと、
   睨んで激怒を隠したような、冷たく鋭い目を向けた・・。

ぎり・・

ボジンを胸に抱きしめた片手は、
      そんな様子は見せないよう、その顔を包み、自身の胸に伏せる。

胸に感じた、ボジンがようやく腕の中へと戻ってきた安心感・・・

だが・・
  昔から、女にはだらしないジャンホの
     今回の戯れだけは、許せない・・。

理由を言わないジャンホに、
    さらに手を締めあげると、

「ってててててて!!!!」
ジャンホが悲鳴を上げ、
  その声に、
!!!!!
腕の中に帰ってきたボジンが、
   パク・キュの胸を押し退け、高い位置にあるキュの顔と締め上げられたジャンホの腕を見上げた。

「なんでパク・キュ!!
    ジャンホさんにそんな怒るのさ!!!」

ぴょんぴょんっ!!!!
ボジンが、飛び上がり、
  怒った様子でパク・キュの、締めあげる腕をつかむと、
      ジャンホの腕から離した。

!!!

思わず、歯をかみしめ、
   ボジンに対しても、
     いらだちの隠せなくなった表情を見せたパク・キュ・・。

「・・・・・。」
静かに、
  その三人のもとへと、ウニが歩いてきた・・。

ボジンの目が、
   またも、
     こちらへと近づく、パク・キュの後ろに見える、ウニへと向けられる・・。

「・・・。」

ボジンの口が、
   きゅっと閉じられる・・。

尖って、射すように、
   ぐ・・と苦しく感じる胸に、
     胸元をきゅっと握りしめると・・

「今日は・・」
ボジンが、俯いて、
  見えない表情で、声を出した。

「今日は・・
  せっかくウニちゃんが来てくれたんだ。

 ウニちゃんと回れば?」

ボジンが、
   パク・キュの目を見ることなく、
      キュの後ろへと来たウニへと目をやると、
         そう、言った。

「・・・・。」

そんなボジンを・・、
   後ろから、
痛めた手首をさすりつつも、
    真顔になり、見つめるジャンホ。

パク・キュは・・
   全く意味がわからないかのように、
     目を開けたまま、
       そんなことを言うボジンを・・ただ・・見るしかなかった。

「何を言っているのだ?

 行くぞ!!!」

パク・キュがボジンの腕を乱暴に掴んだ。
ぐいっ!!!!
   その腕を、ジャンホとは反対の方向へと引いて行こうとしたが・・・

ばッ!!!!

勢いよくその手を払うと、
   ボジンがなんと・・・


ジャンホの後ろへと・・隠れた・・。

「・・・あのね・・・

 さっき・・
  お願いしたんだ。

 今日はウニちゃんも遊びに来たことだし、
    パク・キュはウニちゃんを見てあげたらいいと思って・・。

  ジャンホさんが私について回ってくれるって。」

「・・・・・・。」
眉間に皺を寄せ、目を見開いたままのパク・キュが・・
   ボジンに払いのけられた手を
            下げた。

ジャンホの後ろから、
   パク・キュの顔を全く見ないまま、いかにも・・作った笑顔でそう言うボジン・・

くいくいっ!!

手で、大きく行って行って・・とでも言うように、
    手を手前から外側へと振っている・・。

「・・・・・。」

キュの目が、細められ、
   辛そうに・・唇が噛みしめられた・・。

ジャンホの後ろに隠れたままの、ボジン。

少し・・目を細めてそんな様子を見ると・・

「・・・そうか。
  では、頼んだぞ。ジャンホ・・・。

 行くぞ。ウニ。」

パク・キュが、
   くるりと方向を・・変えた・・。

ジャンホの後ろで、
   顔を背けているボジン。
すたすたと静かに離れて行く音が聞こえる・・

胸が、痛い。

ボジンの大きな目に、
   大粒の涙が溢れてきた。

胸が痛くて、どうしたらいいのかわからない・・。

ボジンは、自分の鼻が・・  
      喉元が・・つんと痛いのを感じた・・。


キュが、自身の腕へとちらりと目を落とした。
パク・キュの腕が・・
    握り締める拳が・・・

ぎゅっと・・
   これ以上ない力に、握りしめられていることは・・

ボジンは知らない・・。

ただ・・
  去っていくパク・キュの足音に、

淋しくて、

  心細くて・・

胸に、ぽっかりと穴があいてしまったかのような、
         そんな感覚を覚えた・・。

ぽんぽん・・

ボジンの頭に、
   優しく大きな手が置かれた。

ふっと・・
  そんな手の先を見上げたボジンの目には・・

優しく笑う、ジャンホが、
    どこか、揺れるもやがかかったように、見えた・・。

「パク・キュには・・
   私じゃない方がやっぱり、お似合いだね・・」

作ったように笑うボジンに・・

頭に手を乗せたまま、
   ふぅ・・仕方ない奴だとでもあきれているかのように、笑うジャンホ・・。

ボジンが・・そっと目をキュの去った方へと向けた時・・

人ごみの中に、
   パク・キュとウニの姿はもう、見えなかった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
けんかには・・

なりませんでしたーーーー(/TДT)/

が、

ボジン。

初めてかもしれない、はっきりと感じた胸の痛み・・
    嫉妬に・・
逆効果の行動を・・・

***********
ここでちょっと、またのあの補足を~・・
多分本編でも同じ補足をしていきますが・・。

あのね、オラボニは、現代風に言う、オッパ。
(ヒョン、オッパを、使ってる史劇もあるんですが、のあはその違いがいくら調べてもよくわかりません。
韓国史劇って、フィクション部分も多いので、ここは・・すみません~・・)

そもそも、両班の子女って、ホントに深窓の令嬢で出ることは滅多にないということなので、
ドラマ見たいに出歩いて恋愛・・・が、そもそも成り立ちませんよね(笑)


で、呼称について補足をば・・・
ボジン、『ジャンホさん』とか言ってますが、実際では、『나으리(ナウリ)・もしくは나리(ナリ)』って正三品以下の堂下官(宮殿に上がることを許されていない官僚)に使われた敬称で、呼ぶことになると思います★
ただね、正しくは、ナウリの前に、その役職をつけて、『○○ナウリ』とかになるのでややこしい・・。
ということで、のあの妄想劇では、字幕風に、すべて、~さん、~様に、変換しようと思ってます(笑)よろしくお願いします~♪(おそらく日本語字幕では、名前呼びになりますもんね?)

ちなみに、従二品、正三品の堂上官は、令監(ヨンガム)。
正一品、従一品、正二品は、大監(テガム)と呼ばれます★

ではまた♪


スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』3】へ
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4】へ

~ Comment ~

更新ありがとうございます♪♪

立場上、まだ表立って
「ボジンは俺のもの」
…とは言えないパクキュ(>_<)

だけど、乱暴にボジンを取り返したり、
ジャンホの腕を掴んだり…
その行動はジャンホへの嫉妬や対抗心むき出しなのに(>_<)

一切、そんなキュの様子に気付かないボジン(>_<)
…ただただウニちゃんに焼きもちやいて意地はって、
そこがまた可愛いのだけど(>_<)

せっかくの2人のお出掛け、
雲行きがかなり怪しくなって仕舞いましたね(>_<)

リメイク前から、このあたりはハラハラしながら読ませて頂いたものでした(^_^;)
次回も楽しみに待ってます(≧∇≦)

>なつやすみ3さん

あはは!!確かにキュの行動は
ジャンホへの嫉妬や対抗心むき出しですよね(笑)

ボジンの、気づきなさすぎにも、ドラマでもですが相当やきもきしました★
・・・ただ、今回は同じように、キュに対してのやきもちを感じることになっていますが・・


…ただただウニちゃんに焼きもちやいて意地はって・・
ほんと・・ね・・・。

リメイク前から、このあたりはハラハラしながら読んでいただいていましたか♪
とっても嬉しいです♪(笑)

ありがとうございます♪

こんにちは♪

ジャンホさんやばいです~(*≧∀≦*)パク・キュ一筋の私でしたが、ジャンホさんのかっこよさに持っていかれそうです!!
突然手を取って連れ去られる→後ろから抱きしめられる→耳元で囁かれる
これはいかん!(*ノωノ)
はいっ!胸キュンメータースイッチオンッ!(←修理完了(◎`・ω・´)ゞ)

パク・キュはほんとボジンに甘々ですよね(笑)ドラマでも靴をすぐに買おうとしてましたし(笑)それに本に名前を書いて置いていったり、ボジンがパク家を追い出されたらすぐさまフォローに出かけたり、ほんと彼はさりげなく気遣かったり、守ったりができる男なんでしょうね。ただしボジン限定でヾ(・ε・。)

ドラマではパク・キュの婚約者にそんなに嫉妬してなかったし、させる一方だったボジン。なのでウニちゃんに対して嫉妬してるボジンが凄い新鮮です。
この先ジャンホさんとウニちゃんがどんな行動に出るのか全く想像できなくて、続きが楽しみです(^▽^)

わくわくしながら更新待っております~☆

あっちゃぁ~…

喧嘩になりそうな二人なのに、、、なりませんでしたね( ´_ゝ`)
でもボジンの気持ち分かります(泣)
自信が無いんですよね…そりゃ、天下のパクキュですもの、周りはキレイな人ばかり、それにプラスされてオム氏夫人にも、色々言われてたら余計…ですよね…(。´Д⊂)
続き楽しみです♪
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』3】へ
  • 【*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』4】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。