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 ←*第4話。月の光・・ →*短編☆妄想劇『俺と彼女と・・それからアイツと・・』1
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*番外編★短編妄想劇集★完結編

*超短編妄想劇☆『仕事熱心なその男。』(完)

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ガタガタガタ!

シヌ、ジェルミ、ミナム・・
   それにテギョンが、
     朝の光をいっぱい受けたテーブルから、立ち上がった。

メンバーの足元や椅子には
  大きなボストンバッグや、
     スーツケースが置かれている。

「ごちそうさま♪ミニョ♪」

いつものようにキッチンに立ったミニョに
  にっこりと笑って手を上げたジェルミ・・

「ごちそうさん!」

「うまかったよ♪」

そう言って、同時に
  ミナム、シヌも声をかけた・・。

「え・・・?
  もう・・行かれるのですか・・?」

その声に、
  ぱたぱたと足音をさせ
急いでキッチンの奥から
    戸惑いを隠せない顔を出したミニョが出てくると・・

テギョンの少し開きかけた口が止まった・・。

自分も・・
  今何か声をかけようと思ったのに・・

「・・・・・。」
先に口々に軽くミニョへと声をかけたメンバーたちへと恨みがましい目を向けた後
   口をとがらせると・・
 
ばちっ!
 ミニョと合った目を・・

「もう時間がないからな。」

バツが悪く、避けるように逸らすと、
    用意していた手荷物を肩へと下げた。

そのあとは、
  ふいっと、そっけなく、一人、先へと歩きだした・・。

「・・・・・」

しゅぅん・・・

眉を下げ、大きな目でテギョンを見ながら、
  ふっくらとしたした唇を突き出すようにして、その後ろ姿を見送るミニョ・・

「なんだ?あいつ・・
   いやにあっさりしてんな・・」

ミナムがそんなテギョンを見て言うと・・・

「いいいい!
  ミニョ、あんな奴、ほっとけ。」
わざと、聞こえるように、
 声を大きく出して、言った。

きょとん?
  少し戸惑った様子で兄を見たミニョ・・。

「どうせ1か月は顔を見ないんだ。
   この際、合わない間、頭冷やしたら分かるだろ。」
テギョンを細めた目で見ながら、そう言ったミナム。

ぎ・・くん・・。
後ろのミナムの言葉は当然、
   テギョンの耳に入っていた・・・。

ぴくりと・・そのいつものポーカーフェイスの眉間に、
     亀裂が入りそうになったとき・・
 
「ミニョ。
   男経験のないお前には言ってもわからんだろうがな・・?

  男はテギョンだけじゃないんだぞ!」

ミニョの両肩へと手を置くと・・
   なぜか、必要以上に更に大きな声で、そう言いだしたミナム・・

「お・・お兄ちゃん・・」

去っていってしまうテギョンを目で追いながら、
   兄どころじゃないとばかりに追いかけようとするミニョ・・

だが
「っきゃ。」

兄はそれに気づかぬふりをして真剣な顔のまま、        (笑)
  ミニョの両肩を押さえると、
 ミニョの顔も、自分の方へとむけさせた。

「仕事仕事仕事!!!

  彼女になっても何も変わらない冷たさに、
    彼女との時間よりも、断然仕事を優先し、

 それを押しつける俺様きどり。」

聞こえているテギョンの顔が、
   思い切り引き攣る・・・。                  (・・・)

歩いていけばミナムとミニョとの距離が離れる・・。
  そのため、気づかれないよう、テギョンの歩幅が小さくなった・・。  (・・)

「・・・・。」

ミナムは何も気づいていない様子で、
  さらに続けた。
 
「何をするにもミニョが折れて、
   何をするにも偉そうで・・。

 いいか?

  大きなコンサートだってのは、わかる。

 だが、愛の歌を歌う以上、
     愛を誰より知っていなければ歌えないと・・


  お前もそう思うだろ??」
テギョンの話・・というよりは、
   ミナム自身の嘆きのように聞こえるほど、感情を入れて叫ぶと・・

ミニョの肩を掴んだ手に、
  力がこもった。

驚くようにそんな兄を見上げたミニョ。

「もっとミニョを大事にすべきだ!!!

 もっとミニョとの時間を取るべきだ!!!!

 完璧主義なのはいいが、
    こうも毎日押しつけられちゃ~、いくら俺だって嫌んなる!

(いや、ミナムはもともと忍耐強くはないはず・・
  そもそも・・何のお話??(笑)
   ミナムの嘆きじゃん(笑)ミニョに冷たい話から離れてる気が・・(苦笑))

 あ~あ~!
  冷たいアイツのことなんて忘れて、さっさといい男、探すんだぞ?

  他の男に目を向けてみろ。
    びっくりするくらい、優しいから。」

ミナムがさらに声を上げると、
   ミニョへとわざと口先を上げて笑いかけながら、そう言った。

~~

・・ぴく・・

一瞬・・
  前へと進めていた脚が・・その着地点で止まった・・テギョン・・

だが・・
  ミナムの話が終わった時点で動揺を悟られないよう、顔をすますと、
           また、少しだけ歩調を緩めた脚を、前へとだした・・。

~~

「お・・お兄ちゃん??」
ややきつく、押さえられた肩に、
      テギョンの後ろ姿を睨む兄・・
 わけもわからずミニョはミナムを見上げると・・
     その頬に触れた、紙を見た・・。

ミナムの手には、
  パスポートに挟まれた航空券が見えた。

このあと、アメリカへと向かうメンバーたち。

アメリカでの各州で1か月に渡った、大きな公演を前に
   メンバーたちは、過密なスケジュールの中、その公演に向けての練習をしてきた。

ここ数か月、完璧主義なテギョンによって、拘束され、
   特に過酷な練習を強いられてきた・・
  これは人権無視だ!!!と主張する、ミナム・・。
~~
イメージは、黄色い鉢巻にタスキをかけ、
   一人、練習しているメンバーの前、ストライキを起こすミナム・・。

・・・と、まったく相手にもしないテギョン・・。
~~
テギョンによって虐げられてきたという想いが、
  今、ここぞとばかりに溢れ、
    目の前で見た、テギョンの冷たい様子に・・

   唯一の強みである、妹ミニョを使って、
       ちょっとしたテギョンへのと当てつけの言葉であった・・。  
(いつもながら、のあのミナムはちっちゃい男だ(笑))


テギョンの後ろ姿を睨んだミナム・・

ー・・畜生。効かなかったか・・

内心、その脚を止めないテギョンの姿に、
            唇を尖らせた・・。

ぽんぽん。
  テギョンが行った後、
    つまらなそうにミニョの頭を叩くと、

テギョンの後ろへと続いたミナム・・

~~
「俺は打ち合わせがあるから、
  この後はお前たちだけで練習しててくれ。すぐ戻る」

テギョンの少しでも抜ける時間ができると・・
  そそくさと練習から逃れようと脱走したミナム・・

その度、意地で追い掛けてくるテギョンにその首根っこを採られ・・
          連れ戻される・・。


隠れてヘイの元へと行ったミナムを・・
  何度その首ねっこを掴まれて引き戻されたことか・・・  
(ベッドに寝転んだままのヘイ、
        呆れ顔を通り越してもはや楽しんでる様)
一度など、
  せっかく高級ホテルを予約し、まさにその部屋で愛を語ろうとした瞬間に・・

そのホテルオーナーにも通ずるテギョンが、その室内に現れた時には・・

「帰るぞ!!!
   ったくいつもいつもお前だけはっ!!!!」
そう呟かれながらその手に引き摺られる最中・・

ー・・・もしやこいつ・・俺を好きなんじゃ・・

ずるずると動かぬ脚を伸ばしたまま、
   首の後ろの裾を引っ張って連れていかれるミナム。
腕を組みながらも、
  そう疑ったりしたぐらいだった・・。
(あほか。)

とにかく、テギョンのその執拗な拘束ぶりには、圧倒された・・。
   (まぁ、だからと言って懲りるミナムじゃないけど・・)

~~
そんな回想に耽りながらテギョンを睨みつつ、 
  ミナムが去って行くと・・

「ミ・・ミニョ。
  きっとヒョン、アメリカでの大きな公演を前に頭がいっぱいなんだよ!ね?

 いくらそっけないとはいえ、
  もともとヒョンって、そんなに愛想いいわけじゃないし・・気にすることないよ!
    ほら、仕事のことになると見えなくなるだけだから・・さ?」

ジェルミが慌てて、見るからに肩を下げたミニョへと
  精一杯の慰めの言葉をかけた・・。               (精一杯(笑))

「1か月は長いけど・・ね・・でも大丈夫。」
  最後にそう言って、引き攣った笑いを浮かべたジェルミは、
    ミニョへと手を振ると、慌ててミナムの横へと駆け寄った・・。     (・・・)

「・・・・っ」

すたすたとミニョへと背を向け、
  玄関へと向かっていたテギョンの顔が、少し、ひきつる・・

「・・そうだよ。

 1か月は長い。

  1か月は会えないんだ。
     俺はよ~っく、この顔を見てから行くとするか・・。」
今度は、からかうようにそういうと、
     優しく笑ったシヌが・・
       テギョンの後ろ姿を追っていたミニョの顔へと覗き込んだ。

「いいか?ミニョ・・。
   もし、ミナムの言うとおり、他の男に目を向けるんだとしたら・・・

  真っ先にこの俺を思い出すんだぞ?」

少し屈んで顔を見つめると、その頭へと・・
    優しく手を置きかけた時・・

ぐいっ。

その手は急に、何かによって引っ張られた・・。

からかうようにその後ろで・・
  にやにや笑うミナム・・と、ジェルミ・・

「忘れ物した。

  お前らは先に空港へ行っててくれ。
     すぐに後を追いかける。」

誰の目も見ないようそっぽを向いたまま、そう言ったテギョンが

  ばしっ!掴んだシヌの腕を離すと・・・

「・・・・・っ!」

テギョンを見つめたミニョに、
    何か、口を開こうとした・・。

が、他の3人を意識するかのように、その口を閉じると、
     自身の部屋へと向かう階段へと、掛け上がって行った・・。

「時間がないって言ってたくせに。」
笑いながらジェルミが言った。

「先行ってやるか。」
そう言って笑いながら、
   ミナムがシヌとジェルミの背を押した。

「じゃあな!ミニョ!
     行ってくる!」

顔だけで振り返りながらミナムがそう言うと、

シヌとジェルミも、笑って手を上げた。

「はい♪
   無事コンサートが成功するよう、祈ってます♪」

手を上げたミニョ・・


皆が去るなり、
  階段を上がったテギョンを気にするように顔を上げると・・
      ミニョも、階段の上へと、パタパタと上がって行った。
~~
玄関から出た3人・・。

「やっぱりさっきのは相当テギョンに効いてたようだ(笑)くく・・」
ミナムが、テギョンを思い出し、ざまあみろ・・
           とばかり、べろを出して、一人笑った。

呆れたようにそんなミナムに目を向けたジェルミとシヌだったが・・
「でもさ、いい機会だよ。
   ミニョは文句言わないし・・
 さすがにもうちょっとミニョとの時間も作ってあげるべきだと、俺も思うな。
    それに・・なによりヒョンも休むべきだ。」
ジェルミが純粋にそう言うと・・

「・・・なんだ。
  俺は他の男に目をむけてくれるならそれでもいいと思ったけど・・」
シヌが、くすりとイタズラな目をジェルミへと落とした。

~~
とんとんとん・・

  ミニョが階段を上がって行くと・・

「・・・・・」
手に、何かを持ってテギョンが部屋から出てくるところだった・・。

「あの・・忘れ物はもう、ないですか??
    気をつけて頑張ってきてください。」

なんとなく、流れるぎこちない空気に
  できるだけ、自然な笑顔で今度はそう言ったミニョ・・

「・・・・」

一瞬、ばつが悪いように目を逸らせたテギョンだったが・・

「・・・・」
また、その様子にしゅんと肩を落としたミニョに気付くと・・

「その・・なんだ・・。
  言いたいことはないのか?」
テギョンが、聞いた。

突然の投げかけに・・

  ??

きょとんとテギョンを見たミニョ・・

「言いたいこと・・ですか??どんな??」
ミニョが聞くと・・

「だからその・・
 今ミナムたちが言っていたが・・
        俺が冷たすぎるとか・・。」

ぼそぼそと言ったテギョンの言葉が聞こえると
    目をますますぱちくりさせたミニョ・・。

確かにここ数か月にわたって公演の準備が行われてきたため、
  過密スケジュールの上に、練習、さらに新曲の作詞や作曲まで手掛けていたテギョンは、
     ミニョとの時間どころか、睡眠すら、満足にとっていないような状態であった。

「いいえ。」
ミニョが笑った。

その言葉に・・
  ぎこちなく目を泳がせたテギョン・・

「じゃあ・・
   行ってくる・・。」
唇を尖らせて、そう言うと・・
   ミニョの横まで、歩いた・・。

「はい。
  成功するように、祈ってますから。」
ミニョがさっき、皆に言ったように、言葉をかけ、
   にっこりと笑う。

「あぁ・・。」

脚を出すと・・
   ちょうど、ミニョの横で止まったテギョン・・

「・・・。」
ど・・きん・・

ミニョの心臓が、大きくなった・・。

その時、
「帰国したら・・
 お・・お前との時間も、
     取れるように調節してある。」

ミニョの方は見ず、
  テギョンがぼそっと言った。

!!!

目を、大きく開いたミニョが・・

ばっ!!!
  思わずテギョンに、抱きついた。

「っわ!!
  お前!気をつけろ!!」

予想外の身体へとかかった重みに、
  思わずよろめいたテギョン・・

だが・・

「はい!!!」
嬉しそうに抱きついてきたミニョを見下ろすと・・

「・・・」

ぽんぽん・・
  少し・・照れたような表情を隠すため、そっぽを向きながら、その頭を撫でた。

「時間は取れなかったが・・
  お前をないがしろにしているわけじゃなかった。」
ぼそりと、言ったテギョン・・。

「お前の作る食事をとっていたわけだし・・
  どんなに遅くなってもここに帰ってくるようにしたし・・」

ぼそぼそと話すテギョンが愛しくて、
  胸がいっぱいで、

ミニョは、抱きついたテギョンへと回した手に、
   もっと力を入れて、ひっついた。

「はい!!!
  分かってます!!!

 それに、私、毎日実はオッパの寝顔を見れているだけで、満足でしたし・・」
ミニョの言葉に・・

「寝顔っ??」

テギョンが驚いたように、
       目を見開いて、ミニョを見下ろした・・。

「はい。」

きょとんとした顔で、にっこりと答えたミニョ。

~~
疲れて帰ったテギョンが、
  部屋のテーブルでつい、作詞しつつうたた寝をしたり、
    布団に倒れこむなり掛け布団もせずに眠ることもあったため、

ーカチャ・・・
静かに、開けられるテギョンの部屋の扉・・・

こっそりと中を伺うように入ってきたミニョは、
  手に運んできた盆に乗った水とコップを置くなり、

優しい、嬉しそうな目で眠ったテギョンを見つめると、
 うんうんと唸りながらベッドまで引き摺って運び・・
   そっとブランケットを取り、その胸までかけてやったミニョ・・。


ふう。
 テギョンを運び終えると、
    しわのない眉間と、整った顔で眠るテギョンを見つめる。

ーとくん・・
ミニョの心臓がやさしく音を立てる・・。

~~
その瞬間が、
  なぜかとても幸せだったというミニョ・・。

ぱちぱち。。

予想外の答えに・・  
   テギョンが目を瞬かせると・・

 懐に転がり込んだミニョの身体を胸の中へときゅっと閉じ籠めた。

ーそう言えば、夜中目が覚めるとすぐに、口に運べるよう、
  水があった。

  そう言えば、いつ布団に入ったのか記憶はなかったがいつも、
      朝気付けばいつも、その身は布団の中でゆったりと寝ていた。


とくとくとなるテギョンの心臓の音・・


きゅーーーー。
  ミニョがもっと、その胸に抱き付いた。

久しぶりのぬくもりと、
  久しぶりに間近に感じるテギョンに・・
     ミニョが、嬉しそうに笑った・・。

・・と・・

はっと我に返ったミニョ・・

「オッパ!時間がないんでしょう??」

そういうなり、慌ててその胸から身を離した。

それを、心残りに感じたのは、
       テギョンの方だった・・。

だが、遅れるわけにもいかない。

「あぁ・・。」

そう言って、ミニョの手を引いて階段を駆け降りたテギョン・・

とっくに誰の姿もない玄関までくると、
  ミニョの方へと振り返って、もう一度、聞いた。

「じゃあ・・

  行ってくる。

 ・・・本当に言いたいことはないか?

   言っておくことがあれば、聞いてやる。」
テギョンの言葉に、
  くすりと笑ったミニョ。

「本当にないですよ!

 あ・・
  一つだけあるとしたら・・・」

ミニョが、
  背のびをすると、こそっとその耳元へと、囁いた・・。

「大好きです!!」

くふふふふ。
照れたようにそう言って、
  伸ばした脚を元に戻したミニョ・・

にっこりと笑うと、

「絶対他の男の人には目を向けませんから、
  安心してください(笑)」

さっきの兄の言葉を否定するように、
          そう言って、笑った。
ごほっ!!

  ん!!!

ごまかすように咳こんだテギョンだったが・・

掴んでいた腕を引っ張ると・・
  もう一度、その身を胸の中へと閉じ込めて・・
       思い切り、その唇を、塞いだ。

とても久しぶりだった。

それが、とても久しぶりなのは・・
   全て・・自分(テギョン)が避けていた・・からでもあった・・。

ー冷たくしたいんじゃない。

  時間をとりたくない、はずがない・・。

だけどそうしないのは・・・

「ミニョ。
  帰って来たら、ゆっくりと、俺様の寝顔を見せてやる。」

テギョンが、
  悪戯に、笑った。



「はい。」
きょとんとミニョが笑ったが・・

「じゃあ、行ってくる。」

屈んだテギョンが、また、
  一瞬の間に、その唇へと触れた・・。


ーそうしないのは・・・
   一度、味わってしまうと離せなくなるから・・。

 一度、自分に許可を出すと、
     今度はその自分を隠せなくなるから・・・。

 仕事だというのに・・
    あれほど望んできた、夢だと、いうのに・・

  それすら、ないがしろにしてしまいそうで・・・

 自分が自分で、
    怖くなったのだ。

 だから、仕事に打ち込んだ。
  だから、ミニョから目を逸らした・・。

ーでもこれさえ終われば・・

テギョンが
  わけもわからず嬉しそうに笑う、ミニョへと笑った。

ー誰も知らないだけだ。
   俺の欲がこんなにも深いとは・・

 シヌも、ジェルミも、

   ミナムですら、気づくはずがない。

 隠して隠して、
   隠さなければ、自分でも、どうしてしまうのか、わからないほどなんだから・・。

1か月の公演の後は・・
   休暇を取った。

 1週間・・。

ーそのために、死にモノ狂いで働いたんだ・・。

「ミニョ。覚悟しろよ?
  お前、他の男に目移りなんてしてみろ・・

 部屋から一歩も出れなくしてやる・・」

少し笑って・・
  目を細めてそう言ったテギョンに・・

!!???

わけのわからないミニョが・・
  驚いた目を、見開いた・・。

テギョンがすごい形相で兄の首根っこを掴んで戻ってくる様が思い出され・・

  ご・・くり・・

喉を鳴らすと・・

「ぜ・・絶対・・
  そんなことしませんから・・」

(違うことを)恐れるように、そう、答えた・・。

ふんっ!
 満足気に、テギョンが笑った。

そして、

 「じゃあ行ってくるな!」

今まで以上に、
  優しく、笑った。

どきどきどき・・
  ミニョの心臓が、早くなった・・。

テギョンの車が出ていくと・・
  今、会ったところだというのに、

会いたくて

  会いたくて会いたくて会いたくて・・

今、抱き締めてもらった感触が残る自身の腕を、
        きゅっと、抱き締めた・・。

つぎに会えるのは、1か月後・・・

そう考えると・・
  どきどきと顔が熱くなり・・胸が高まった・・

~~
「来た来た!」
空港に、テギョンが現れた・・。

「ミニョに会ってちゃんとしてきたか?」
ミナムが大きなサングラスの下、
  馴れ馴れしく肩を組んで笑ってくるので・・・

「今から一か月間・・
    覚悟しろ・・」
テギョンはサングラスに隠して表情を見せぬまま・・
   低い声で、そうつぶやいた・・。

げ・・・。

ミナムがテギョンの肩に置いた腕を、すかっと落とした・・。

「なんで?
   なんでこうなる・・?」
ミナムが情けなく呟くのを・・
   シヌとジェルミが、憐みのこもった手で、引っ張った・・。

「一か月ぶっ通しじゃなくてもいいんじゃないかな・・?
  ほら・・恋人だろ?
    会えないつらさとか・・ほら・・
     わっかんないかなーーーーー!!!!!!」
ミナムが叫ぶと、
  シヌとジェルミの手を振り払って、テギョンの隣を歩いた。

じっと・・睨み付けるミナム・・。

「・・・・・・。」
いつもと同じ、無表情なテギョンの顔・・
  でも・・・

ミナムの口許が、
   きゅっと上がった・・。

ふ~~~~~ん??
腕組みをするなり、
   じろじろとテギョンを見るミナム・・。

「一か月が終わってからも、
   べ~~~~ったり、お前にへばりついてやる。」
ミナムがいきなり、
   いきいきと目を輝かせた。

「ああ! 
   仕事に燃えるって、楽しいなぁ!!」
いきなりの変わりぶりに、
   シヌもジェルミも目を合わせたが・・・

テギョンだけは・・
  動揺を悟られぬよう、サングラスをくっと上げた・・。

仕事は一か月・・
  そのあとは・・・

「絶対休みを取ってやる・・」
テギョンがひそかに・・
   つぶやいた・・。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

甘い二人が見たくって・・・
   懲りずにお付き合いいただけたら、嬉しいです(笑)あはは♪

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ほんわか♪甘~い♪

1ヶ月後の休暇♪さぞかし甘い時間を過ごすことでしょうね~(*^^*)ツアー最終日の力の入りようは凄いものがあるのではないでしょうか…ミナムとテギョンが大暴走!?だったりして。

NoTitle

こんにちは。
やっぱテギョンはこの性格ですよね(笑)
こんな奴だけど好きなんだよな~って(≧∇≦*)

1ヶ月後が待ち遠しいですね!

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>ケラコさん

あはははは!ミニョになりたいです(笑)私も★さりげなく予定立ててくれてたら、うれしいですよね♪

・・・ただ、もうちょっと態度には表してくれていたらうれしいかもですがね~

・・・で。ミナム(笑)年中からかわれてるテギョン?(笑)
ちょこちょこヘイに会いたいがために、テギョンに吹っ掛けるのに、うまくいかなかったんです(笑)ミナム(笑)テギョンは完璧主義だからね~★がっつり仕事に打ち込んでから、休日とるって(笑)1カ月間拘束されたミナムの復讐が、恐ろしくもありますね~・・・(笑)

>サルサさん

こんにちは♪

やっぱテギョンはこの性格ですよね(笑)ね(笑)

私も!!!こんな奴だけど、それが好きなんですよ~!!
ミニョもね(笑)さりげなく計画とか立ててくれてそうでいいな!!

1か月後、待ち遠しいですが、何もないといいですよね(笑)あはは!

>リボンちゃんさん

1ヶ月後の休暇♪
さぞかし甘い時間を過ごすことが・・・できるでしょうか~・・・(笑)

うんうん!!ツアー最終日の力の入りようは凄いものがあるかも(笑)
リボンちゃんさんも妄想族仲間ですね!!!(笑)

…ミナムとテギョンが大暴走!?
 ・・いろんな意味でね~(笑)あはは!!

ちょこちょこユ・ヘイに会いたくてユ・ヘイ不足なミナムは手が付けられなさそう~・・・で。
  その恨みはこ~~~わ~~い~~~か~~~も~~~よ~~~~~~?(笑)
テギョン、1か月仕事は完璧に頑張るでしょうが。。。
  ミニョと無事、ラブラブ時間を過ごせるといいですね(笑)

>izumile☆さん

大好きな番外編♪とっても嬉しかったです♪

誰よりもストイックで完璧を目指すテギョン・・
 そして自分でも持て余すほどの ミニョへの愛情たっぷりのテギョン・・。
(笑)
のあも、公私混同しない、ギャップのある人が好きです(笑)(←聞いてないよね(笑))

その後、2人に穏やかな休暇が??

誰よりも要領よく生き、仕事のために恋愛を我慢したくはない両立したいミナム・・
   そして自分でも持て余すほその ヘイへの愛情たっぷりのミナム・・・

を、1か月拘束したんですから・・・ 
  報復は・・こ~~わ~~~い~~~よ~~~~~
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