スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完) →*第1話。星を求めて・・・
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完)】へ
  • 【*第1話。星を求めて・・・】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

#タムナ★本編『一緒がいい』

#第2話。それぞれの旅立ち(後編)

 ←*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完) →*第1話。星を求めて・・・
~~
キュの元へと、役所から呼び出しがかかったのは、
  ウィリアムがいなくなって、そう、月日も経ってはいない頃だった。

大きな門をくぐり、後ろ手を組み、役所へと堂々と入って行ったキュ・・。


両班とはいえ、キアンダリ(流人:罪人)として来た時と同じ、
  身に着けているのは白の韓服。
その、白の韓服にも、もう慣れてしまった。

慣れてしまえば、布の質は漢陽で着るべき両班の韓服とは雲泥の差で、
 重くはあるが、しっくりくるものである・・。

洗い古した衣は、気楽で、
 今まで感じたことのないほど、
   『身分』というものに固められた身を、忘れさせてくれた。

気負ったもののない身は、
    住民たちと笑い合い、分かち合い・・
      とても、楽なものだった・・。

飾らぬ身を、傲慢な心を、
         自然の中、洗い流してくれるように。


キュが役所に着いたことが知らされると、
   中から王の勅書を抱えた役人たちが、降りてきた。


その姿を見ると・・
   キュの目が柔らかく細められ、口元が、どこか、ゆるい弧を描いた・・。

~~
王からのパク・キュへの新たな任務が与えられた。

「済州牧使」(チェジュモクサ)

勅書がキュの手へと重々しく渡されると・・
    王直々に書かれた文を見た。

~~
あの日・・                (ウィリアムが来た日ね。役所へと向かった日の朝)
  卓に向かい、筆を握りしめたキュ・・。

ここ数日間、ずっと考えていたことがあった・・。
傷は完全ではないが、日常生活に不便を感じることなく暮らせる程には、回復してきた。

そっと、傷口に近い方の腕を、片手で支えながら回してみたキュ・・。
  傷の痛みは完全になくなったわけではないものの、やはり、確実に回復してきている。

これはすなわち、キュへの選択の日が、迫られてきていることを、意味した。

キュの選ぶべき道は二つ・・。

漢陽の地は、このタムナの地同様、荒れていた。

ソリン事件はそれだけ根深く、朝廷の場を荒らしたばかりか、
    もとより疑心暗鬼に陥りやすい王の神経を、さらに過敏にさせてしまったことに、
      原因はあった。

幾度も、今回の事件を解決にまで導き出したキュへと送られる文・・

遠いタムナの地まで、
  まだ若い、一人の士大夫(サデブ)のもとにまで送られてくるこの状況がまさに、
    今の漢陽の地の有様を物語っていた・・。

王の恩赦によって与えられた休養という日々は、もう残ってはいないだろう・・。
  空席がそのままにされているという、異常事態にある朝廷・・。
    
休養を赦された時に示されたように、
    王のもと・・漢陽の地へと戻るか・・

それとも・・

筆を握った手に力が入り・・・

   キュは、ゆっくりと、滑るようにして、紙に字を落とし始めた・・。

~~

キュの手には、今、
    王から賜った巻物を広げられ、
キュはそれを役所の真ん中で、立ったまま、そこに書かれた文を、何度も読み返した・・。

キュの目が、ひときわ大きく輝いた・・。

「済州牧使」(チェジュモクサ)

パク・キュは、ソリン事件の後、
    空席となってしまった『済州牧使』という職務に、
     混乱した後のタムナ(済州)島を、立て直すべく任命された。

ソリンが入ったと思われる数年のうちに、
      乱れに乱れてしまっていたこの島の内情を、
 きちんとした管理された業務に戻し
   王への献上品の状況の把握、管理、
      村人たちの生活の安定などを統括する必要があったからだ。

願いを考慮するという王の言葉通り、
        キュは、この地に残ることを許された・・。
(・・・済州牧使・・
   正三品であり、階級によれば、かなりの出世だ・・
・・まぁ・・漢陽で働くのをよしとする両班からすれば、
   流刑の地に飛ばされた、軽い左遷・・と取られることも多くはないが・・
        キュは自ら望んでなので、出世、だね)

キュの、王からの巻物を持つ手が、ほんの少し、震えて見えた。

綺麗に勅書を巻くと、
   伝えた役人へと重々しく礼をし、それから・・
      門へと踵を返したキュの顔は、喜びを隠せず笑みがこぼれていた。

~~
ボジンにあれだけ何度怒られようとも、
    例え傷が治ってはいなくても・・
  キュが真剣な顔で卓に向かった理由・・

限られた、休養の中、
   キュの選んだ道がまさに、この地に残る理由を作るためのものでもあった・・。

そのためには、この地の隅々までの乱れきった情勢をまとめ、
   王への状啓文として挙げる必要があった。

一度うまく利用された、海路を伝っての侵入に官僚たちの買収・・
  一度できたものが二度利用されない理屈はなく、
    また、乱れた内情がそれをより安易にさせるということを、
 キュは、数度に渡って、王へと危惧すべき問題だと、取り上げてきたのだ・・。
~~
キュは、背を思い切り伸ばし、
  んっ!!んん・・!!!
    咳払いすると、顎を上げて、両班らしく後ろ手を組んで門へと歩いた。

が、
 門までたどり着いた途端・・

「・・・・っ!!!!」
キュが門番から見えないところまで走ると、
   もう我慢できないとばかり、一人、拳を握って、嬉しそうに、声にできぬ声を上げた。
     (怪しいわ(笑)陰でガッツポーズ。今でいう)

ー・・これで、アイツの傍にいられる・・。

もちろん、それが長い期間の保証された約束でないことは、
   キュも重々分かっていた・・。

が・・
  今、確実に、ボジンと一緒にいられる理由がここにあり、
    タムナの地で過ごす時間が増えたのだ。

キュは、王のおわします本土の方へと長い礼を一度、すると・・・

巻物を大事そうに胸元へとしまい込み、
    ボジンの家へと、戻っていった・・。

~~
ざわざわと、珍しいものへと群がる村人たち・・。

済州島に、新しい村人の責任下によって管理される
        献上品、分配品などの倉庫が設置されたのだ。

その新しい倉庫を、
   物珍しそうに取り囲んだ村人たち・・。

その人の群れの中に、
   ちびっこい頭をぴょんぴょんさせて、中を覗き込んだ、ボジンの姿も、あった。

ボジンの目に、貼り紙が見えた。

役所では、この管理人を村人から募集している・・という内容の貼り紙・・。

さらに近づいて、背伸びしてみると・・
厳選な試験を設けたうち、男女に関わらずという、一文が添えられていた・・。

『・・・男女に関係なく・・』
  人に・・自由など、一切ない時代・・。
    身分に縛られ、海女という運命に縛られ・・
        島に縛られ・・
     女という、性に縛られてきた・・        (漢陽ではもっとあり得ないことだけどね)

このような字を、見たことがない。

ボジンはぱちぱちと目を瞬かせると、
   その足で、役所の方へと駆け込んだ。

~~
ボジンもまた、役所から出てきたときには・・・
   顔は、いきいきと、隠しきれない笑顔を、顔中に貼り付けていた。

そう・・さまざまな試験後にでも選ばれたのはもちろん・・・
      漢陽でも、倉庫番の経験のあった、ボジン。      
(ズルではないよ。能力、あったもんね(笑))

~~
一人・・慣れた手つきで草鞋を編んでいたキュ・・   (牧使の仕事は、休養期間の終わった後だからね)

その隣に、
  真新しい服を着て、ボジンが現れた。

「えっへっへ~♪」
そんなボジンを呆れた目で見ながら、
  手を止めずに作り続けるパク・キュ・・
ボジンが、手を止めずに編み続ける前、
      見せびらかすように海女ではなく、新しい服でそのキュの前をひらりと回ると、

ふっと手を止めたキュが、
   そんなボジンを、わざと呆れたように、見て、笑って首を振った。

そんなキュの態度ですら、見せたことで満足気に笑って、
「いってきます♪」
家を出たボジン・・。      

ボジンが門を出て初めて、そちらの方へと顔を向けたキュ・・

優しい目を細めると、
   その口元を、得意げに緩めた・・・。

ボジンは一日も休むことなく、倉庫へと通った。
  あれこれ仕事はすぐに覚えてしまい、しかも要領もいい。

ボジンが、指を指しながら確認する作業をしているときですら、
   ボジンの口元には笑みが浮かんでいて・・・

ざ・・。
 その倉庫の扉の先で、一人の足が止まった。

海女のときに泣き、あんなにも嫌がっていた姿は今のボジンにはなく・・
   嬉しそうに働く姿を、
     パク・キュが、笑いをこらえながらひとり、静かに見ていた。

すた。
  すた。

倉庫を後ろにして、キュが歩き出した。
  その口元は、やはりどこか得意げで・・・。

キュの口角が、くっと上へと上がった。

漢陽で見た、意外なボジンの才能・・                  (笑)

島のため・・という名において・・・
  これ以上海女になるのを嫌がっていたボジンに
      この島を出るという以外の、新しい可能性を与えたということは、
                               誰も気づかない。
それに・・    
  牧使となった後は、それが、すべて自分の傍に置いておく理由になることも・・・       (笑)

全ては計算の上。
  全ては、今、ここにいる理由の、ため。

全ては・・・
   いつか来る、漢陽へと戻らねばならぬ日の選択を・・
     少しでも・・先へと延ばす・・ため・・・。

ボジンの笑顔を脳裏に焼いた柔らかい表情だったキュの顔が・・
      帰り道・・海を見落とした崖の上、難しくゆがんだ・・。

キュの目が・・
  遠く海の向こうへと渡った・・。

ー・・・その日まで・・。

~~
居候がすっかり定着し、
  キュの傷もすっかり癒えたころ、
     「済州牧使」様を、迎える日が、きた。

誰にも明かされてはいなかった、
    済州牧使・・・

新しい牧使はどんな奴だろうと集まったサンバンコルの村人が向かった先は
  皆がよく知る、ボジンの家で・・

そこに、すました様子で、慣れた手つきで作業しているのは
  ・・・見なれたパク・キュの、姿・・。

全てを理解している表情の、キム吏房が、
   そっと手を伸ばし、一人の娘を、人の群れを分け、その場に開いた道へと通した・・

促され、人の輪の中・・
      入っていったのは・・・
  
   ボジン・・・。

ー新しい牧使だと聞いて、一緒に来たのに・・
    そこにいるのは・・・

唖然としたように、大きな目を開き・・
  そこに座ったキュを見つめたボジンは・・・

ただ、
  「キアンダリ・・・?」
としか・・・聞けず・・・


予想通りの反応に、
       嬉しさも隠しきれない、パク・キュ。


不思議そうなボジンへと、
    優しい目をして、きょとんと見つめ返すと・・

「マンアジ(仔馬)」
そう呼んで、
   ゆっくりとその唇の端を、優しく上げた・・。


いつ、離れていくかとばかり、
   不安だったボジン・・・。

・・胸がいっぱいで・・
      嬉しさが、隠しきれず・・・。

話す言葉も見つからないまま、ただ、もう一度、

「キアンダリ・・」
はにかんで
      呼んでみた・・。

「どこにも行かないで」そう、言ったボジン。

その言葉を、パク・キュは、一瞬だって、忘れたことはなかった・・。

「・・・・。」
 「・・・・・。」

言葉もなく、
 ただ笑い合う2人に、
新しい牧使がパク・キュだと知り、その周りで、喜び合う村人たち。

誰よりも二人を知るが故に、
   誰よりも二人の行く末を心配していたボジンの母も、
       今、新しく開けそうな二人へと・・優しくほほえんだ。

例え・・
  もし・・二人の先に困難が待っているとしても・・・

こんな田舎に・・流刑の地に・・
   残った新しい牧使様を細めた目で見ると・・
 
 その、海の厳しさに鍛えられて固まった頬を、
     今度はさらに、にったりと、緩めた。

「キアンダリ・・・」
とだけ、
  何度もただ呼び続けるボジンが
      可愛くて、
         愛おしくて、
  人前だというのに、
      片手で思わず引きよせ、大きな手の平で、頬をなでた。

びっくりした顔のボジンに、
  

 ひゃぁ♪
   騒ぐ周りの村人達・・・
 
そんな前で・・

「どこにも行かない。
お前も・・そろそろ覚悟するんだ。」
引き寄せた瞬間に、顔がキュの間近へと落ちてきたボジンに対して・・・

誰にも聞こえない声で、
   ボジンの耳元へと顔を寄せると、そっとそう囁き、にやりと笑って見せた。

*****************************************

2人の未来の一番もと。ドラマの最後シーン♪キャッ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚キャッ!
リメイクも、ゆったり、見守ってみてください♪
て、間違えて最後部分だけ編集を残したままアップしちゃったけど、
     かなりラスト部分だけでも変わったでしょ?
  でも、シーンは変わってないんだよ(笑)リメイクが、妄想劇になっただけ♪

そう思うと、楽しいでしょ??
  妄想、しやすくなったかな??

これからもこんな感じで、
   シーンをどんどこ増やします。
(お話は変わってないし、流れも変わってはないです★
ただ、途中以降、オリジナルの方々が増えてきて、役職ある方々のくだりは、
  シーンを増やすとともに、前には見えてなかった、裏の場面も増えます~)

楽しんでいただけますように♪  
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完)】へ
  • 【*第1話。星を求めて・・・】へ

~ Comment ~

更新ありがとうございます♪

キュのガッツポーズのくだり、
リメイク前にありましたっけ??

傷が癒えつつあるキュの思惑通りに事が運んでゆく様子が
キュの目線で語られていて
微笑ましい(^w^)

タムナに残り、かつボジンを側に置く為に、
小細工…いやいや、努力を怠らないパクキュ、さすがです(^_^;)


遠からずタムナを去らなければならないだろう未来を感じつつ、
今ある幸せを大事に懸命に生きるパクキュが切なくもあります(;_;)

もっとワガママに生きられたら良いのになぁ(>_<)

アメブロではもうすぐ終了かと寂しかったので
リメイクされて、また新たに楽しませて頂いて、嬉しいです。
ありがとうございます!

こんにちは(^o^)

更新を楽しみに待っておりました。
職場でにやけながら読んでおりました。(←仕事しろよ・・)

私はこちらのブログからのあさんの物語を読ませて頂いていますので、「どうなるんだろう?」ってこの先がすごく楽しみです♪
更新されてたら嬉しいなって思いながら毎日パソコン立ち上げてます。

私も幾度となくタムナのその後や空白の時間を妄想してみたんですが、のあさんみたいに細かいところまで想像できないんですよね。パク・キュとホジンが好きすぎてウィリアムは全く出てこないし(- -;)

私はついつい二人のラブラブシーンばかり妄想しちゃうんですけど、当時の二人の未来に待ち受ける過酷な現実や、それにホジンを守りながら戦いを挑んでいくパク・キュの命がけの覚悟。そういうところも忘れてはいけないんですよね・・・

それにしてもパク・キュの笑う時に口の端がくいっと上がるところ、ささやくように優しく発せられる声、細められた目元、どれも素敵ですよね!
意外とやきもち焼きなところも(≧▽≦)

リメイク作業大変そうですが、頑張ってくださいね!!

長々と失礼しましたm(_ _)m






のあさん~(>_<)

のあさん、コメントに返信をありがとうございます。

メルアド、15日前後に鍵コメでお知らせしたので、
もしかしたら、埋もれて仕舞ったか、
送信が上手くいかなかったかしたのかもしれません(>_<)

ネットに疎く、同じお願いコメントをしつこくする事になってスイマセン(>_<)

このコメントにメルアド付けたので、
今度こそ上手くいくと良いのですが…

お手数をお掛けしますm(_ _)m


なつやすみ3

感謝m(_ _)m

のあさん、パスワード届きました!
ありがとうございますm(_ _)m
とても嬉しいです。

のあさんのお話を愛するブロ友希望&パスワード希望の読者さんが
たくさんいらして対応に追われる毎日だと思いますが、
しっかりお話の更新もされていて、
頭が下がります。

6月までお忙しいとの事ですが、
体調を崩されません様に…


なつやすみ3

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

キュ様のガッツポーズ

キュ様が済州牧使になれて本当に良かった〜ドラマであっというだったので、ピンときませんでしたが、のあさんのお話で納得!!思わず私もガッツポーズです(*^^*)
お恥ずかしい話、私はつい3カ月前にタムナをみました。今までなんで見てなかったんだろうと後悔の嵐。。。続きが気になるのにシーズン2は出そうにないし(泣)私の妄想力は乏しいし。。。のあさんのおかげで私の中でタムナシーズン2がはじまりました!!

最終回シーンの妄想劇
すばらし〜くよかったです꒰*´∀`*꒱キュ様のガッツポーズ(笑)も計算づくの図らいも、どれもこれもカッコ良くて
さすがのあさん(๑>◡<๑)
続きも楽しく拝見させてもらいますね!

久しぶりに。。

こんにちは。はじめまして…ではないのですが、以前のあの小箱の方へは何度か寄らせて頂きました。
昨夜久しぶりにタムナが見たくなり、ちょっとダイジェストで見つつ
のあさんを思い出しお邪魔しました。
以前にもその後…読ませて頂いたのですが、また読み返すとやっぱり良いです〜
このシーンではこんな風な感情があったはず、とか私の妄想以上にのあさんの上回る妄想が素晴らしくってキュンキュンです。
またちょくちょくお邪魔させて頂きますね。
本編エンディングのそのちょっと後はどうなったの〜〜微笑み合うだけじゃ物足りないいって部分、消化して頂きありがとうございます(笑)
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完)】へ
  • 【*第1話。星を求めて・・・】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。