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 ←申し訳ない・・・ →*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完)
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#番外編★短編妄想劇集★完結編

#番外編☆『ありがとう』(完)

 ←申し訳ない・・・ →*番外編企画♪題材☆『萌え萌えデート』(完)
ふっと・・
  朝の冷たい空気をその頬に感じ、
静かに、つるりとした頬に閉じていた睫毛が、
    ゆっくりと上がった・・。

ぼぅ・・と・・まだ眠気も覚めぬようなボジンが
     その大きな目を開けると・・・

くっきりと映る視界の先は・・

   パク・キュの顔・・・!!!!!!

きれいに通った鼻筋に、
  つぶった目に見える、長いまつげ・・

きゅっと口も閉じたまま、
  寝息すら、静かに眠る、パク・キュ。

一瞬・・
  何が起こったのか、驚くように目を見開き、

パチパチパチ!!
  不思議そうに、まだ気だるげな目を瞬かせると、
    のっそりと起き上ったボジンだったが・・

ぼぅ・・・

  その目はまだとろんとどこか眠気を表し・・、
    すっきりとせず靄のかかった頭に少し、そのまだ呆けた顔を傾けてみた。

じっと・・隣に眠るキュを見ていたボジン・・。

そのきれいな顔に見惚れたように、
  ボジンは、優しく口元を弧にゆるく曲げると、
   整ったその顔を、見つめ続けた。


見つめているうち・・
  自然と・・ボジンの口は半分開き・・

大きな目が、
  ぱちぱちと瞬かされる・・。

ー・・・昨日・・・

はっ!!!!!

ー昨日!???

頭に、その言葉が浮かんだとたん、
     その顔を真っ赤に染めたボジン・・・

きゃ!!!!

布団を思い切り、自分の元へとたぐり寄せ、
    その布団の先で、顔を隠したボジン・・

どっきん!!!!
  どっきん!!!!!

心臓が、拳骨を抱えて胸を打っているように、
  急にボジンの胸が、騒がしくなった・・。

一緒に迎える初めての、

      朝。。

キュの大きな掌が、
   ぴくりともせず、長い指を曲げたまま、ボジンのすぐ横にあった。

パク・キュの、
  ボジンの方へと伸びたその手が目に映ると・・

叫んでしまいそうになる口元を、両手で押さえていたボジンだったが・・

どきんどきんどきん・・

喉の奥まで響く鼓動を感じながら、
   じっと、その指先と、キュの閉じられた瞼を見つめたボジン・・。

気恥ずかしさから、眠っているのが、ありがたいのか、
  それとも、早く起きてほしいのか・・

自分では分からぬうちに・・

ちょいちょい・・
  その、ボジンが寝ていた後であろう、
しわのついたキュの白い袖から覗いた腕を
         細い指先でそっとつついてみると・・

「う・・ん・・」

ぴくりと曲がった指を動かし、
    無意識に腕を引っこめようとしたパク・キュ。

!!!!
大きく目を開いたボジンが、
 すぐに・・
  その手が引かないうちに、
その腕の上に、
   頭を乗せるよう、もう一度布団へと潜り込んだ。

どっきん!!!
   どっきどっきどっき・・

そっとキュの方を、大きな目を上げて見上げてみたが・・
   キュは、まだ起きる様子はない。

きゅっと、ボジンの口元がまた、
  嬉しそうに弧を描いた。

頭の下に枕とは違う、硬い、それでいて心地の良いパク・キュの腕の感覚。

キュに、重くないよう、
  邪魔じゃないよう、その感覚を感じながら・・ボジンが、自分の頭をそっと動かした。

途端に、また、何とも形容しがたい恥ずかしさ・・
  叫びたくなるような、胸の高鳴りがこみあげてきて・・

ぎゅっと目をつぶったボジン・・

どっきん・・どっきん・・どっきん・・・
横になった胸が、
   激しくその音を打つ・・。

勇気を出して、そっともう一度
  片目からそぉ・・っと・・開けたボジン。

それから・・
  両目をそっと開けると・・

    間近にある、そのきれいな顔を、
          今度は少し、眩しそうに目を細めて眺めた。

長かった・・と・・思う・・。

   ここまでくるまで・・

頭の下にある、腕を
  ボジンの手で少し触れ・・その硬い感触を、撫でてみた。


あたりはしんと静まり返り、
   屋敷の家人の立てる物音ひとつ、聞こえない・・

キュの顔も整ったまま崩れることもなく、
                 憎たらしいほど静かだ。

それでいて、

どっきんどっきんと・・
   自分だけが速く打つように鳴り響く心臓に
     ボジンがぷっくりとした、唇を尖らせた。

ーこんなにも・・
   涼しげに眠っちゃってさ・・

ボジンがじっと、キュを見上げると、
   眠った顔を思い切り、睨みつけた。

~~
いつだって・・口づけを・・
   するのも心臓が壊れそうで・・

   同じ屋敷内にいても・・
     パク・キュの帰りを待ち、その姿を探した・・。

パク・キュがその姿を見せる度、
   飛び跳ねる心臓を・・
    つい、無意識に緩んでしまう頬を・・

隠すのに必死で
  いつだって・・憎まれ口を叩いちゃうのに・・。

パク・キュの目はいつだって、
   それを見透かすみたいに意地悪に、でも優しく笑ってくれて・・

それでいて、そんな目は変えないまま
     可愛くない口を開く私に、いつもいつも怒ってて・・

~~ 
今、目の前で眠っているキュを見つめる脳裏に
   起きているキュとの時間がよみがえると・・

きゅぅん・・・

ボジンの胸が、
   締め付けられた・・。

ー怒ったふりはするくせに・・

 こんなにも、可愛くない私なのに・・
    こんなに・・美人でもなんでもない私なのに・・

  こんなにも・・・身分がそぐわない私なのに・・

 一度だって・・
    軽く扱われたことはなかった・・このヒトには・・
~~
星が夜空にまぶしいほど輝く夜・・

ようやく・・許された夜に・・
  ようやく・・結婚の儀の終えた・・そのあとに・・

布団の端に・・
   ぎこちなくも2枚揃えられた布団を隔てて
      距離を開けて座り合う・・パク・キュとボジン・・。

涼しげに・・見えるパク・キュを
    思い切り意識して・・

目を合わせることもなく・・
   互いにいつもに増して赤い顔をしたその様子のまま・・・

しん・・と静まりかえった部屋・・・

ふと・・
  ボジンが唇を突き出して・・
     少し下に向けた顔から・・パク・キュを覗き見ると・・

ふぅ・・
  涼しげに溜息を吐いたパク・キュ・・

「いつまでこうしているつもりだ?
   
       陽も明けてしまいそうだ・・」

くっと笑ったパク・キュが・・
       言った。

「そろそろ床に就こうと思うのだが・・」

そう言うなり・・

ふぁぁ・・

   わざと・・
       ボジンの方へといたずらな目を向けてあくびを見せたパク・キュ・・

どっきん!!!!!!!
  もともと、壊れそうに激しく打っていたボジンの、心臓が、飛び上がった。

ぎゅっと閉じていた目を、
 ゆっくりと開けると・・

う・・ほんっ・・

少しその、照れくささを隠すかのように
   咳ばらいをしたキュが見えた。

いつものようにきりっと背を伸ばし、座っていたキュが、

すっく・・
   そのぱりっとしたいつもよりも数段かっこよく見えてしまう新郎の韓服を広げ、
       静かに立ち上がるのが見えると・・

どっきん!!!

   ・・どきん・・どきん・・・

ボジンの胸は、息もできないほど、大きく膨れ上がってしまった。

キュは、ボジンの元まで歩いてくると、
   ボジンの目の前の布団の上へと、また、優雅にゆっくりと、その腰を下ろした。

びっくん!!!!!
  キュを見上げることもできず、頭を下げたボジン・・。

全身を固めるボジンを見ると、
   困ったように笑ったキュが、

すっと・・
  手を伸ばした・・。

びくっ!!!!
 そのキュのわずかな動きに、
        また、固めた肩を揺らしたボジン・・。

「まさかこんなに・・」

キュの指先はボジンの髪に届き・・
    その髪を、前から横になでたキュ・・

「お前が緊張するとは思わなかった」

可笑しそうに顔を緩めると、
   ゆっくりと、礼に倣って、その髪に綺麗に飾られた、小冠を、外した・・。

どきん・・

   どきん・・・

心臓の音は耳までその振動が響きそうで・・

ボジンがパク・キュを見上げると・・

「手間が省けてよかった・・。」

パク・キュが、
    意地悪く睨むようにボジンを笑いながら見た。

「どこで教わったのか・・

    ゆっくり聞こうか・・・」

そう言って手を伸ばすと・・・

「ど・・ど・・どこって・・・!!??
     別にそんな・・!!」

慌てて、言い訳をするように真赤な顔をさらに赤くしたボジン。


抱きあげられるように伸ばされた手は・・
   そのままボジンをすっぽりと、パク・キュの胸の中へと収め・・

ど・・くん・・

   どくん・・

速く響いているパク・キュの心臓の音を、ボジンの耳に伝えた。


ー・・・自分だって目一杯・・
     緊張してるくせに・・・

背中に、力加減を見ながら・・
     抱きしめられる腕の感覚を感じながら・・

そう・・言おうと思ったが・・・

ボジンの口は、きゅっと閉じられた。

可愛くない口は・・
   やめておいた・・。

すんなりと手の中に、
   素直に収まるボジン・・。

が・・
   愛しくて・・・

胸に閉じ込めながら・・
   見上げるボジンの口許を
口で塞いだ・・

~~

まだ・・
  目を閉じたままのパク・キュのきれいな目・・

それが、少し悔しくて・・    
    パク・キュの腕から頭を離すと、

ぽすんっ!!!!!

 布団の中、そのこちらを向いたキュの胸に、ひっつくように
        まるまった。

どきどきどき・・・
  ボジンの胸の音は相変わらず騒がしい・・

けれど、その胸の音と、
   布団の温かさと・・

なにより、
  キュの、胸の音を耳にするうち・・

だんだん・・
    その目がうとうとと閉じられていく・・

・・・起きたら一番に言いたい言葉を
       胸に留めて・・

    早く、起きてほしいのに・・

~~
ふんわりと・・
   鼻先に香る・・胸がどくんと反応するその香りに目を開けると・・


まだ・・
   自身の胸元に寄りかかるように小さく丸まりながら、
       眠る、小さな女人・・

   ボジンがいた・・。

どっくん!!!!

大きく飛び跳ねる心臓と・・
   同時に、そうだった・・と・・安堵する、心・・

キュの口角が、きゅっと上へと上がった。

ーようやく・・

すぐに、パク・キュの目が優しく細められ・・
    その頬が、柔らかく緩められた・・。

ーようやく一緒になれたのだ・・

もう絶対・・
   離すことはない。

小さく寝息をたてるこのボジンの目が・・
        早く覚めてほしくて・・・

くすくすと悪戯に笑いながら・・
   その首元をくすぐった・・

「・・・・?」

ふんわりとした目で起きたボジン・・

くっ・・
  愛しさの止められないパク・キュが・・

ボジンの口が開く前に・・
     その口をふさいだ・・・

!!!!!

驚いて、目を見開いたボジン。


「っは!!!」

声を上げて笑うパク・キュ。

ぷぅ。
ボジンが、
  照れたように睨みながらその唇を尖らせた後・・

その口をちょこんとつぐむと、
    優しい目を向けて、パク・キュへと言った。

「ねェ。傍にいてくれて・・ 

         ありがとう・・」

どきどきと、胸が鳴る。
 可愛くない口は閉ざして、
     ずっと言いたかった言葉を。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
こんばんは。

このお話を書いたのは、あの東北での震災のあった数日後・・。

ー少しずつ、物資支給、ボランティア・・入っているとニュースで流れてきました・・
 が、まだまだ日常には程遠いですよね・・。
こちらは暖かい日差しですが、
  空気は冷たく、買い物に行っても以前とは違う様子に、
    やはりぎくっとします・・。

そんなことを感じていた日。

日本人のどんなときも列を守る姿勢や、
   「ありがとう」の言葉が、
  海外で賞賛をうけていると、新聞で読みました。
嬉しいことですね。

皆で、がんばっていきたいですね。

そう、伝えたくて。

このお話が、何より好きだと数名の読者さまが教えてくださいました。

こんな短編の、こんな文面が、
  元気と心を温かくしてくれたと・・。

とてもとても感激で、うれしいことです。

少しだけ、描写を加えて・・
  楽しんでいただけたら、うれしいです♪
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~ Comment ~

ありがとう!!

のあさん、(=^0^=)ありがとうございます!
もうなつかしく、うれしく、にやけながらよみましたよ!!!
「ありがとう」っていい言葉ですよね。
簡単だけど時になかなか言い出せなかったりして・・・
少しちがうけど、私もいつもお世話になってる家族に言いたくなりました。    
           おたんこ

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このお話しを読んで、結婚当時のことを思い出し、旦那にありがとうと言いたくなりました(^ω^)

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