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 ←☆超短編妄想劇『成均館、中二房にて・・・』(ユニ編) →*美男♪番外編『ミナムの策略、テギョンの計画・・と、マ室長』1
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☆超短編☆妄想劇『ある月の明るい夜に・・』

 ←☆超短編妄想劇『成均館、中二房にて・・・』(ユニ編) →*美男♪番外編『ミナムの策略、テギョンの計画・・と、マ室長』1

月が明るく、
   成均館の大きな瓦造りの屋根の上、輝いて地上を照らした。

「わぁ。
   きれいな月だ。

ねぇ。イ・ソンジュン儒生。」
この月に目を奪われたかのように、
   部屋の中へと指し込んできた光に、
     誘われるようにして、卓上に置いた本から手を離し、部屋の扉を開けた、キム・ユンシク儒生。

その声に、
  ゆっくりと、その前に座り、全神経を本へと費やしていた男の目が、
    ふっと上がった。

差しこんできたまばゆいばかりの光の中、
   照らされるすべすべと輝く頬・・

それに、
  すっと伸びた首筋・・

月を見上げた目は、
  大きく、透き通るようで・・・

綺麗だと呟いた唇は、
   その光に、まさに綺麗だとしかたとえようのない、艶やかさを見せていた。

「・・・・・」
答えのないことにしびれを切らしたユンシクが、
   ソンジュンの方へと、振り返った。

「あ・・
   あぁ・・・」
なぜか、どぎまぎと目を逸らすように答えたソンジュン。

だが、
  そんなソンジュンに全く気付くことなく、
    ユンシクが、不思議そうに、聞いた。
「でも・・・」
ふと、また扉から顔をのぞかせるなり、
   不思議そうに首をかしげたキム・ユンシク。

「こんなにも月が明るい夜なのに・・・

   どうして皆はこのように早く床に入り、寝静まっているのでしょうね?」
目をぱちくりと瞬かせると、
   さ・・・
また、
  窓先から膝で床を這うようにして、
       元いた机の前へと、その膝を戻した。

成均館内はひっそりと静まり返っていた。
この夜、成均館では、その月の明るさに反し、
   成均館にあるどの部屋も、すでに真っ暗にその明かりは消されて
        儒生たちの寝息のみが、
     静まりかえった夜の暗闇に、響くようだった・・。

成均館儒生たちはこの日、
 西斎で眠る老論(ノロン)派の者も、
   東斎で眠る南人(ナミン)派、少論(ソロン)派の者も

皆一様に、
 成均館一、いや、朝鮮一、真面目で型物だと今や誰もが疑わないであろう、
   イ・ソンジュン儒生の一言により、
 一日を費やしてこの成均館内にある全図書を読みつくしたと思えるほどの文章に目を通し、
   考え、論じなければならない羽目に陥り、

  もはや、精も根も、尽き果てて眠りについた。

 その中・・夜が更けても尚、まだ本へと目を通そうとするこの二人は
    いわゆる変人・・・なのではないか・・。

だが二人はこれといって特別な様子もなく、
  互いに本を捲り合い、論じ合った。

夜も更け暗くなった辺りには
  この、中二房から燈る灯りのみが、光って見えた。

本当ならこのような日に、このように夜遅くまで本を読むために灯りを燈していると
  もう一人の同室生である、ムン・ジェシンの怒声が響き渡るものだが・・

今日に限っては、本人そっくりの・・というと、間違いなく両方から怒鳴られてしまうが、
  父親によって呼びだされてしまったことにより、
    ジェシンの怒声に起こされるものは、一人もなかった。

しばらく二人で本のなかへと夢中になっていたが・・

いつの間に季節は、暑い寝苦しい夏から
  肌寒く感じる季節へと移ってきていたのだろう・・

窓から入る、心地よい風が少し肌に冷たく感じて、本から意識が戻った。

ユニは、自身の腕をそっと抱きこむようにして、
         もう片方の手を巻きつけた。

今、ユニが着ているものは下衣以外はすべて、
  儒生に配られる儒生服だ。

それで肌寒く感じるということは、
  成均館の外・・ユニの家では・・
   母や弟が、もう、薄く擦り切れた布で何度も継はぎした下衣をいくつも重ねていることだろう・・。

いくら慣れてしまったとはいえ、
 このように暖かく夜遅くまで勉学に好きなだけ励むことのできる場所に自分だけがいることに・・

自身を抱きしめるようにして置いた腕が、
  その動きを止めたまま、ぎゅっと力を込めた。

ソンジュンもまた、
  いつの間にやら、本に向けていた目を、すっかり本の先に見えるユニに、囚えられてしまっていた。

月明かりに照らされているせいか、
 それとも、目の前の『キム・ユンシク』という名を被っている青年が、美しいせいか・・

ソンジュンの目は、奪われるように、その姿を目に焼き付けた。

ただ、座っているユニの姿は、誰の目から見ても美しいと噂されるだけあって、

あまりにすべてが整い、
   一寸の隙もなく見えた。

月の光が包み込むようにユニを照らした。
小さなか細いその姿はまるで・・天から降りてきた女人のようにも映り・・

ソンジュンは、目が、離せなかった。

最初はただ、その美しさに目を奪われたソンジュンだったが、
  しだいにその自身を抱きしめる腕が映り、
   それから、
       かすかに揺れる、瞳を映した。

男の中で、生来の負けん気と、度胸でやりきっているユニだが、
  今目の前にいる女人は、どう見ても、守ってやらねば倒れてしまいそうにか弱く見えるではないか・・。

ご・・くん。

ソンジュンの喉が、動いた。

それから・・・
  肌に、風の運んできたほんの少しの冷たさを感じると・・

目の前の女人には、どんなにそれが、堪えるだろうと、
  その目を細めた。

と・・それはただ、
  自身の行動を正当化する想いかも、しれなかった。

ザ・・・
  ソンジュンは、自身の前に置いた座卓を横へとずらした。

膝を横に広げる形できちんと座っていたソンジュン。

その音に、ようやくユニがソンジュンの方へと目をやると。、

「あ・・眠くなった?
   布団・・用意しようか?」
ユニがソンジュンの目を見て、そう聞いた。

その言葉に、
  ごほ・・・
 口に拳を当てて咳払いしたソンジュン。

目を動かしつつ・・
「いや・・もう少し・・」
そう、ユニへと答えた。

ちらり。
 ユニの方を見た後、
とんとん。

さり気なく、横を向いたまま、片手で自身の膝を叩いたソンジュン。

「・・・・・?」
ユニは、その膝に置かれた手をきょとんと見ると・・
     小首を傾げて、真ん丸な目で、ソンジュンをじっと見つめた。

とんとん。

今度は、両手でさっきよりも強く、膝を叩いたソンジュン。

ぱちくりとしたユニの目は
  ソンジュンに何を言いたいのかと答えを求めているようでもあったが・・

目を逸らすと、

ちらり。
  少しだけ、ソンジュンの目が動き・・

「窓の側は肌寒いだろう・・

こっちへ来たらどうだ・・?
   ごほ。」
顔を反らしてわざと横で本を開きながら、
   そう言った。

「あ・・・うん・・・」
ぱちぱち。
  その大きな目を、瞬かせたユニ。

ソンジュンの目は、
  本へと向けられつつもユニを待っているのが、見てわかる・・。


じゃあ・・・

と、ユニが、また、膝をすべらせるようにしてソンジュンの元へと近づくと、

ぴと。
 ソンジュンの腕とユニの腕の裾が、擦れ合うほどの距離へと、腰を落とした。

「ごほっほん!!!」
ソンジュンがまた、咳払いした。

「そこは風が当たる。」
ソンジュンの言葉に、
  不思議そうに窓を見て、唇を軽く尖らせたユニ。

反対側へ行こうと立ち上がると、
  ユニは、ソンジュンの後ろを回って・・
      腰をおろそうとした・・

のだが・・・

「ひゃっ・・・」
ユニの腕が突然ひっぱられ・・
  
すと。

ユニの身体が、
  ソンジュンの膝の上に、落ちた。

すっぽりと膝の間に座り込んだユニ。

「え・・!?
  イ・ソンジュン儒生!??」
ユニが振り返ろうとしたが、

「動くな。

 ・・そのままで・・・」

後ろから回ったソンジュンの手が、
     ユニにも見えるよう、本を開いた。

「・・・・」
どきどきどき・・・
  腕を回されたユニの胸が急速に速まり・・

さら・・
  ソンジュンの腕の裾がユニに触れる度、
息が止まるほど、その胸が締め付けられた。

~~
「・・・・」
ユニを、すとんと自身の間に座らせたまでは、よかった。

が、
  掴んだ腕が想像以上に柔らかく、
   間に入った身体は、想像以上に、小さく、またか細く、柔らかかったのが、

誤算だった・・・。

男のそれとは明らかに違う、いい香りがソンジュンの鼻先をくすぐり・・
  
どくんー
  一度、大きく響かせた心臓は、
    振り子のように、揺れるたびに大きく鳴っていった。

どくんどくんどくんどくん・・・

心臓の音に、万が一、気づかれてしまったら・・
  ユニは、どう思うだろうか・・

「え・・!?
  イ・ソンジュン儒生・・!??」
ユニがそう言って、振り返ろうとした瞬間、
  ユニが動くほどに・・
    何枚もの布越しではあるが、驚くほど、柔らかいユニを感じてしまう・・。

息を呑んだソンジュンは、
「動くな。

 ・・そのままで・・・」
思わず、
  息を止めると、ゆっくりと、そう言った。

腕を伸ばすと、
  ユニにも見えるよう、本を開いたソンジュン。

どっくん・・
  どっくん・・・

伸ばした腕の中、
   懐に入れたユニが、あまりに小さくてか細くて・・柔らかくて・・

こぼれそうになる息を必死に止めながら、
  伸ばした腕の先で・・本を・・捲った・・。

~~
あったかくて・・
   伸ばされた腕が、思った以上に硬くって・・・

どきどきどきどき・・・
胸が速く音をたてて、呼吸すら、苦しいほどだった。

こんなにも近くに触れたのは、いつだっただろう・・?

最近は試験も多くそれにばかり時間をかけ、
  二人の周りにはいつも、誰かがいったのもあって、全くこんな風に、二人の時間を持てることがなかった。

だから・・
  ほんの少しだけ、その伸びて本を捲る腕が、
    抱きしめてくれてもいいのに・・
と、ユニは思った。

胸が苦しくて、
  そんなこと、これ以上口にもできなかったが。

ほんとにほんとに少しだけ・・・
  その、一定の速度で頁を捲る手が、恨めしくも、思った。

だって、もっと触れたいと思っているのが、自分だけな気がしていたからだ・・。

・・・・どっきんどっきん・・
 ・・振り返ってみようか・・

胸の音にかき消されつつ・・
   ユニは思った。

どっきんどっきんどっきんどっきん・・
  すでに、捲られた頁には、まったく、集中なんてできていない。

ユニは、
  ほんの少しだけ、固まった首をなんとか動かし、
    少しだけ後ろを・・向いた。

と・・
  ちょうどソンジュンの口先がユニの額に軽く触れ・・・


かぁぁぁぁぁ・・・!!!!!
一瞬で熱を持ったユニが、
  その目を上げた・・。

同じように、
  驚いた目をしつつも、真っ赤に顔を染めたソンジュン。

きゅう・・

胸が、甘く痛んだ・・。

見つめていられなくて、
  一瞬で、大きなユニの目は、下へと下がったが、

こく・・・

喉元が大きく揺れるのを見ると・・

予想していたよりもずっと、
  ソンジュンも緊張している様子が伝わり、

ど・・きん・・・
  きゅ・・
と、胸が甘く、きつく締め付けられた。

ぽす。
・・ソンジュンの胸元に顔を隠すように身を縮めたユニ。

「・・・・。

・・・?

キム・ユンシク・・?
   ・・・・ユニ?」
最後、小さく『ユニ』の名をソンジュンが小さな小さな声で、囁くように呼んだ。

ぎゅ。
 ユニが、自身の腕を胸元で握りしめる。

「眠くなったのか?

・・・ユニ?」

本を置くと、優しく・・だが・・どこか探るように
  覗き込んできたソンジュン。

ふっと・・
  ユニが顔を上げると、
    二人の目が、真っ直ぐに合った。

「「・・・・」」

それから、同時に、にっこりと、悪戯な笑顔を見せた二人。

~~
ちゅ。

顔を上げた瞬間、
   柔らかな唇の感覚がソンジュンのそれに触れ・・・

~~
ソンジュンが目を丸くした後・・
「「・・・・」」
お互い、
  少しだけ、見つめ合った。


どきん・・
 どきん・・・

胸が、鳴る。


今日・・コロ先輩は帰ってこない・・はず。

それに周りの部屋のみんなもよく眠っている・・はず。

二人の目が・・

  ゆっくりと・・



閉じ・・・・


「よぉっ!!!

   コロじゃないかっ!!!!


なんでこんな時間になって戻ったんだ???」


・・・ようとした途端、外からヨンハの声が聞こえ・・


!!!!!??????


二人が大きな目を見開くと・・同時に・・元の位置へと飛び移った。



ガラー


中二房の扉が、開いた。


「・・・・・。」

コロ・・こと、ムン・ジェシンが目を細めて二人を睨むように見る後ろには・・・

  ふぁぁぁ・・

    まるで今起きたかのように、腕を真上に伸ばしながら、部屋を覗き込む、ヨンハの姿が、あった。


部屋の中では・・・


座卓も使わず、

   二人が真剣に顔を合わせつつ、本を読んでいた。


「あっ!

  おかえりなさいっ!コロ先輩!」

ユンシクが笑顔で挨拶をした横・・


ごほっ!!

  ごほっ!!!

咳き込みながらソンジュンが、

   ぱちぱちと、目を瞬かせた後、何やら真っ赤な顔を反らながら、頭を下げた。


そんな二人に、ジェシンの目が、じろりと睨んだ。

布団はまだきっちりと元あった場所にあり・・

   ユンシクも、無事そうだ・・。


「・・・・・・。」


だがまだ、納得いかない様子で、じっと・・そんな二人を見合ったジェシン。


「おらっ!

  どけっ!!!


布団敷いてもう寝ろ!!!!」


いきなり、そう言うなり、本やら座卓を遠慮もなく蹴散らした。


ど真ん中に、どっかりと布団を敷くなり、自分がどっかりと寝転がると・・

  ぐいっ!!!
ユニの腕を摑んで、布団の中へと引きずり込んだ。


「わっわっわっ!!!

   コロ先輩!!!!」

首元に腕を巻きつかれたユニが慌てて逃げようとしたが・・


「うるせぇ。

  俺は疲れてんだ。今日は風が冷たいからな。


お前がここにいりゃちょっとはあったかいだろ。」

目を閉じながら、

  うーーーんと唸ると、そう言った。


「え・・え・・え・・でもっ!!!」

言いかけたユニに、

「女みたいな声出すんじゃねえ。

  気色わりぃ!!」

目を閉じたままコロが怒鳴った。



「・・・(え~~~ん)」

ちらりとべそをかきながらソンジュンの方を見たユニだったが、


呆気にとられていたソンジュンが、そのユニの様子に、ようやく我に返ると、
慌てて布団を敷いて、叫ぶように言った。

「コロ先輩!!!

  きちんと規則は守っていただかなくてはっ!!」

そう言いながら慌てて、ユニをはがすよう引っ張るソンジュン。


「規則規則ってなんだ!!??


寒いもんは寒いっ!!

  俺は寒がりなんだっ!!!


お前はあっちで一人規則でも守って静かに寝てろっ!!!!」

言うなり、

   目を開くこともなく、ユニを巻き込むようにして、ユニの方を向いたコロ。


「ちょっ!!!

  酔ってるんですね!??お酒臭いです!!!!


離れてっ!!!!

  コロ先輩!!!!!!」

ユンシクが、必死でもがき、

  ソンジュンが必死で、離そうと躍起になってる横・・・



気づけばそのまま・・

  ジェシンは片方の口先を気持ちよさ気に上げて・・いびきをかいていた・・。



「「起きてくださいっ!!!!!」」

二人が叫ぶ中・・


いつのまにそこにいたのか、
   扉にもたれかかったヨンハは、一人、涼しい顔で笑って見ている。


「お~お~♪気持ちよさそうに・・


満ちた月の力を借りて

   酒の力も借りるとは・・・。


しかし・・

酒に呑まれて覚えていないとは勿体ないこと・・。」

そう言いながら、

   そんな3人を愉しげに目を細めて眺めたヨンハ。

「そんなのんきなこと言ってないで、

   手伝ってください!!!」

必死で声を荒げたソンジュンに、


「何。

  無駄だ。


抱き心地のよさそうなユンシクだ・・

  今宵一晩耐えてもらえれば、明日のコロは平穏だろうよ♪


明日の朝のアイツの様子が楽しみで夜も眠れそうにない!

  はっはっは♪」

無情にも、一人、楽しげに帰って行った。


「ヨリム先輩ーーーー!!!!!」

ユンシクも必死で叫んだが・・・


がしっと岩のように抱きついたコロの腕は動かせず、


ソンジュンの額には、汗が出てきた。


「くそっ!!!

  このっ!!!!

離れろっ!!!!」

聞いたことのない、ソンジュンの焦った言葉。
ソンジュンが必死でコロの上に覆いかぶさって、ユニをはがそうと躍起になった。

  ユニも・・・抵抗は必至でしては見たが・・


必死に・・抵抗しつつも・・
    あまりにコロの身体は暖かくて・・・

  ゆっくりと・・目を閉じていって、しまった・・。」


ソンジュンもまた・・

   疲れも出てか・・
   しばらく一人で戦った後・・・コロの上で、目を閉じてしまった。


ー次の日・・


ぴくり、と、ジェシンの閉じた目が動いた。

ふわりと香る甘い香りが鼻先をくすぐり・・

  なにやら、腕はいやに柔らかい抱き心地のよいものに巻きついていた。


「ち。

  また酔っちまったか・・」

目を上げたジェシンだったが・・・


!!!!!!!!!???????????


目の前の、自分の抱いた物体が何なのかを見るなり・・

  声も出せぬまま、跳び起きてしまった。


途端、


どさー・・

  後ろで重い音がなり・・・


「うぅ・・いてて・・・」

声がした。

  それから、頭を抱えたソンジュンが、起き上がった・・。


「オ・・オ・・オ・・オ、マエら・・・」

ジェシンがソンジュンとユニを交互に指差したが・・


言葉にするよりも早く・・

  口を押さえて部屋を飛び出した。


~~

「・・・・」

外には・・

  意味ありげに楽しそうに笑うヨンハがそんな様子を見つめ・・


~~

部屋では・・・


ようやく、離された・・まだ眠るユニに・・

  ソンジュンが、駆け寄った。


ほ・・・


まだ、寝息を立てるユニを見つめると息を吐き・・・

  それから・・・


静かに・・

  その口先へと、唇をつけた。


胸が、焼けるように痛かった。

  どうにも離れぬのが、痛くて、苦しくて、たまらなかった。


ソンジュンが唇を離すなり・・

   目を開いたユニが、にっこりと笑った。


「おはよ・・

   ん・・コロ先輩は?」


その言葉に・・

   軽く笑って首をすくめたソンジュン。


その日・・

  一日コロはユニとは目を合わすこともなく・・


文句を言い続けたユニに対し、

  ソンジュンは・・・


「おい。カラン・・

  ここだけど・・」

その日、当てられるはずの質問をしようとしたコロを・・

  す・・

冷たく、無視して通り過ぎていった。


「教えるのは先輩のためになりません。」

ソンジュンが、すっぱりとそれだけ言うと、

   目を合わせることもなく、立ち去った。


くっくっく・・・

一人、可笑しそうに笑うヨンハ。


呆気にとられたコロの首に抱きつくと・・・

  「どれ・・俺が見てやろうか?」

そう言って笑って・・

   コロを見た。


「っは・・」

呆れたように笑ったコロだったが・・・

「お前に分かるなら俺にも分かる。」

そう言うなり、

  中二房の部屋へと戻った。


ソンジュンの子供っぽい意地悪に・・

  思わず笑ったユニ。


「何?」

ソンジュンが、ごまかすように聞いたが・・

「いや?

 でももし・・コロ先輩が帰ってこなかったら・・・

     カランも・・あぁやって眠りたかった?」

ユニが可笑しそうに聞くので・・

  顔で一瞬考えたソンジュン。


すたすたと・・
  先に出てしまった。

「・・・・・っ!!」

答えることもせず、すたすたと、先へと行ってしまった。


「あ!

  ちょっと!!!待ってよ!!!!」

慌てて追いかけたユンシク。


今宵の晩もまた・・

   月が明るそうで・・


さらに季節は・・

   日毎、空気を涼しくもしそうだった。


いつか・・

  そんな日が来るだろう・・。


隣に眠るユニを・・

   女人として、思いきり、抱きしめて眠る日が・・


ただ・・


どんなに忍耐強かろうと、

  その日をただ待つ日々は・・遠い道のりでしか、ないが・・。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

この妄想劇、実はラストが2パターンでした♪うふふ。


ジェシン、帰ってきちゃいましたね♪


時期的には、ソンジュンとユニは両想いで・・

  まだ、ジェシンは気づいていない・・自分だけがユニの正体を気づいていると思っているぐらいの時期かなと。


楽しんでいただけたら、嬉しいです☆


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~ Comment ~

1 ■無題

もう1パターン気になります!
もしかして、コロが帰ってこなかったバーション?!
後ろからのハグなんてどきどき☆☆☆

2 ■待ってました~♪

ラブラブのユニ&ソンジュン、嬉しく読ませていただきました~♪コロ先輩帰ってこなかったら…ムフフ♪残念なような、ホッとしたような…ユニはどっちなんでしょうね~(*^^*)

3 ■どちらもわかる!

もう一つのパターンも気になるけど、こちらのほうが、成均館らしいような気も‥( ̄∇ ̄)

振り向きかけたときに触れてしまったユニの額とソンジュンの唇にどっきん☆2人の心の中の『‥はず』に甘い時間が‥と思いきや、コロが帰って来て‥(笑)

コロ目線で見るとこれもどきどき♪なんですよね~!!!( ´艸`)ユニは幸せ者じゃのぉ♪(笑)

ちょっと気になるのは、ヨンハはほんとに寝起きだったの??ま、彼はク・ヨンハですもんね!(笑)

更新、ありがとうございました!!!

4 ■お~そうだったのか!

のあさん。おはようございます。
先にあちらのお話読ませて頂いたので。
帰ってきちゃったのですね。ジェシンも半信半疑状態だし、ヨンハには何でも見透かされちゃっている感じです。
ユニの抱き枕状態、よく眠れそうですね。
楽しかったです。ありがとうございました。

5 ■Re:無題

>adc-49さん
あはは☆もしかして・・そうです(笑)
コロが帰ってこなかったバージョン(苦笑)

ですよね!後ろからハグ。で、膝抱っことは、かなりソンジュン相手にどきどきしちゃいます!!!!!

6 ■Re:待ってました~♪

>リボンちゃんさん
そうですね(笑)楽しんでいただけてよかったです♪

ユニ。。にとっては・・・(笑)でもコロにまで抱き枕にされ・・(笑)ソンジュンはもうたまりませんよね(苦笑)

7 ■Re:どちらもわかる!

>Kouさん
あははは!うん!成均館らしいでしょ?(笑)邪魔されパターン(笑)

ね!!ね!!!そうそう!偶然当たる額に口って・・どきどきしますよね(笑)(何のポイント?(笑))

え・?ヨンハ?
だって、ク・ヨンハですもの(笑)寝起き??ほんと?(笑)ですよね(笑)(一部始終見てそ・・(自粛)

8 ■Re:お~そうだったのか!

>うめちゃんさん
あはは!どもども(笑)

ヨンハには見透かされちゃって・・・ますよね~~~~☆やばいやばい。
抱き心地、いいでしょう☆やはり。コロ、よくねむれたみたいで(笑)
楽しんでいただけてよかったです♪

9 ■無題

素敵なお話、ありがとうございます。。*^^*。
ソンジュンとにドキドキ、コロとにもドキドキ、ユニは大変だったでしょうけど、読ませていただくほうは、もう一粒で二度おいしいというか…。^^;;。
コロ、ユニを抱っこして、上からはソンジュンで、大層暖かい夜をすごしたんですね。素面だったら、コロが一番ドキドキする夜だったんでしょうに、もったいない。。^^;;。

10 ■ありがとうございます

アメ限読めるようになりました。ありがとうございます!コロ帰って来た瞬間「惜しい!」と声だしちゃいました。もうひとつもぜひ読みたいです。

11 ■ありがとうございます!

早速承認ありがとうございます_(._.)_
ドキドキしながら読ませてもらいした☆
両思いだけど、まだ遠慮がちな二人の初々しさに忘れかけてた気持ちを思い出しました(*^.^*)
付き合いはじめの感じなんだか懐かしいなぁ。
これからも楽しみにしています(^∇^)
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