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 ←☆短編妄想劇☆『本を読む向こう側』上 →#第1話。パク・キュの決意
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☆成均館スキャンダル★短編『本を読む向こう側』★完結

☆短編妄想劇☆『本を読む向こう側』下

 ←☆短編妄想劇☆『本を読む向こう側』上 →#第1話。パク・キュの決意
ゆっくりと、
    それが解放されたとき・・・

ぱ・・ち・・ぱちぱち・・

放心状態で、目を瞬かせたユニに・・
   顔を避けてソンジュンが言った。
「だからだ。
  目に触れると、すぐに触れたくなるから。

 顔がそこにあると、
  すぐに口づけたくなるから。

 君がいるから勉強ができないというんじゃない。
   それは言い訳で、本当は俺の忍耐が強くないだけだ。

 ここにいてくれ。
  もっと忍耐強くなるから。」

う・・・

 胸を詰まらせるように、ユニが、自身の胸元をきゅっと握りしめた・・。

ーどうしよう・・

普段・・何をしても完璧で・・
誰にも弱みを見せず・・
   憎たらしいくらい正論ばかり並べ立てる目の前の男が・・
愛しくてたまらない・・・。

「で・・・
   でも・・
 いない方が、勉強に集中できるんじゃ・・・」
今度は本気なんかじゃない・・。
  照れ隠しからくる、素直じゃない甘えた言葉だ・・。

そう、
  真っ赤に顔を染めながらユニが言うと・・

「きっと君が他へ行った方が、
   集中なんてできない。」
真面目なソンジュンが、あくまで真剣に、ユニの目は見ずに、答えた・・。

「・・・・・」

気恥しい空気が、
   二人の間を抜け・・      
(おそらく読んでる読者様にも気恥ずかしい雰囲気は届いているはず・・
画面を隠したくなるほどに・・?(苦笑))

「君がどこで誰といて、
   どんな会話をして
    何をしてるのかって・・・

きっとそればかり、気になってしまうから。
だから・・
   ここにいてほしい。」
ぼそりと言ったソンジュンの言葉が、
   ユニの胸に、突き刺さった・・。

「・・・・・!!!」

ユニがキュッと本を抱きしめた手に力を入れると・・
急いで元の机へと戻り・・
  それから・・・

黙ってユニを見ていたソンジュンの前・・
  その机を手に持ち・・
すと。

ユニが座った。

ソンジュンの本の置かれた机と、
   ユニの本の置いた机が、ちょうど横に一列になっており・・・

ユニが、笑ってソンジュンを見上げると・・

「これで・・
   顔は見えないでしょ?」

さっきとは一転、
   嬉しそうに、笑って見せた。

ふ・・・

その顔に・・
  安心したように、片方の口先を上げ、笑ったソンジュン・・

ストン・・

キレイにいつものように静かにその場に座ると・・
   少し、隣にいるユニに目を向けた後・・

手を、本へと戻した・・。

じ・・・
  ユニの目が、
     じっと、その、整った横顔を、見つめる・・・
「ねェ・・イソンジュン・・・」
ユニがまた、
    呼んだ。

今度は本を開いてもいない。

声も、静かだが、
   ユニの声のままだ・・。
ふぅ・・
  息を吐くと、ソンジュンが、真横にいるユニへと、顔を向けた・・。

「ん?」

優しい目を向けたソンジュン・・

「私、一度もあなたの存在を消してなんてないわ。」
笑って、
   そう、小声で言ったユニ。
「だってあなたは知らないでしょうけど、
    今までも私の視界は常にあなたを追っていて、
       今までも、これからも、あなただけに向いてしまうんですもの。」

からかっているのか、
   本心なのか、くすっと笑いながら言ったユニに・・

つい、顔に熱を持ったソンジュンが、どう対処してよいのか、当惑の表情を浮かべた。

「キム・ユンシクにとっても、
   キム・ユニにとっても、君は常に憧れであり、抜かしてみたい最高の同朋なんだ。」

ユニの言葉は、
  いつの間にかユンシクの声色に変わり・・

ソンジュンが、
  その言葉にすぐに、からかいの笑みを浮かべた。
「同朋?
  ・・・それだけ・・?」
笑って・・・
   もう一度・・もう一度だけ・・・その口元へと近寄った・・

その時・・・

ばんっ!!!!!

  ユニとソンジュンの背にした扉が勢いよく開き・・・

「ちょ~~~っと分からないとこがあってさ~~~~~!!!」

派手な服装に、
  にやにやと笑いを派手な扇で隠した男が、ずかずかと入ってきた・・。

隣の部屋を、一人陣取る・・ク・ヨンハという男・・。
  どこにでも耳を持ち、金の力でなんでも知る、隙のない男だ・・。

ヨンハが本を手に持ちながら、
   大きな動作で優雅にうちわを広げながら、
       悠々と部屋へと入ってきた・・。            (笑)

「「・・・・っ!!!!!!」」

途端にソンジュンとユンシクが、
 
不自然なほど、
   並んで座りながら背を正した。

「・・・・・・

 ?」
ぱっといつもの豪華な扇を顔先に広げると・・
口の端に、
   誰にも見せぬような笑みを含めつつ・・

ヨンハが首をかしげた・・

「おやおやおや~~~???
  こんなに派手にこの俺が現れたっていうのに・・

   二人してそんなにも集中しちゃって・・・」
可笑しげに、
   並んで座り、食い入るように行儀のいい姿勢で本を読む二人を覗きこむヨンハ・・・

「俺はク・ヨンハだぞ?
   お前らのことがわからないと思っているのか・・・?」

その言葉に・・・

!!!!!

びっくりしたように、
   目を上げた二人・・

「ヨ・・ヨリム先輩!
   な。。何をいって・・」

動揺して先に声を荒げたのは、ソンジュンの方だった・・。

・・・・・

口先を上げて、
   楽しそうに、二人の顔を交互に見るヨンハ・・
と、
  その時・・・

いやに不機嫌にこの部屋へと戻ってきたのは・・
  先ほどから紹介しようとしていたこの部屋の、もうひとりの人物・・暴れ馬コロ
 
・・いや、ムン・ジェシン・・

もう一人のこの部屋の住人であり、
  これまた、問題のある人物だ・・・
 老論とも、南人とも違う、少論の長の息子であり・・・
   誰にも掴めない存在・・暴れ馬との異名を持つ、

やはり・・他の二人同様・・成均館で知らぬ者はなく・・
   だれもから恐れられるこの男・・・

ぎろり・・。
 思い切り、出入り口に立つヨンハを押しのけると

「なんだってんだ!!
   くそっ!!!

今度の試験が何だって!??」

どっかりと、
   ヨンハの跳んだ後の、空間・・                 (ヨンハ飛ばされた(笑))

机と机の並んだ真ん中に、腰かけた・・。

すぐ横にあったユニの本へと手を伸ばしたコロ・・

ぱらぱらとめくると、
   先ほど、ユニとソンジュンが目にしていた頁に差し掛かり・・・

「ん?
  なんだ??
おい、カラン。ここの言葉だが・・・」

そう言って・・
   ユニの最初に尋ねようとした部分と、全く同じ部分を指さしながら、
     隣に座って目を丸くしている後輩へと、恥ずかしげもなく、聞いた・・。

吹き飛ばされていたヨンハもようやくわれに返ると、

「くくっ!!
    俺もちょうどそこを聞こうと思ってきたとこだ。」

そう言って笑い・・

ユニも、
  そのコロの質問に、
     ようやく一番最初にソンジュンを呼んだ、理由を思い出したらしく、
「そうなんですよ!!
  そこ!僕も聞きたくて・・」
純粋に、目を輝かせると、
   つい一瞬前の甘い空気なんて、全くなかったかのように、
         学ぶを尊しとする、まさに儒生同士の目を、
                      ソンジュンへと、向けた・・。

思い切り、
   ヨンハとコロへと、鋭い眼を向けたソンジュン・・・

「・・・・っ」
一度は説明しようと息を吸ったが・・・

目の前には、ユニとの間に狭いにも関わらず、大きく座ったコロが見え、
   そして同調を得た同士だと、ユニに肩を組むようにして、座りこんだヨンハが見える・・

「先に問いたいことが・・・

 コロ先輩・・・
    どうしてそのように狭いところに座る必要があるんですか・・」

ユニとの間を割って入ったコロへと睨んだソンジュンだったが・・

   つん。

 知らんふりを決めつけたコロが、
「そんなもんどうでもいい。
   部屋に入ったらここにちょうどその本があったんだ。ここに座ったらここでいいだろ。」
逆に、気迫いっぱいの言葉で、
      ソンジュンに言ってのけると、
 さらにどっかりと、脚を広げ、
        立ち退く意思など微塵もないとばかり、片膝を立てて、座った。

そんなことでは今更動じないソンジュンではあったが・・・
「そうですか。
    では・・・」

そう言って、立ち上がると、
   ユニの机だけをコロの前に残し、

自身の机を離れて置いて、
  それからもう2つ、机を端から出してくると、

ちょうど皆が見えやすいよう、配置も考えて、置いた。

「これでよいでしょう。
   位置についてください。

  勉学とは、学ぶ姿勢から始まると、
    幼少の頃より教わってはこなかったのですか?」
厳しく言うソンジュンの言葉は、
   まっすぐに、嫌味な程鋭く、ユニの肩に手を置いたヨンハへと、向けられているようであった。

「はいはい・・。」
ヨンハが移動し、
   ユニも移動すると、

ようやく、納得したかのように、ソンジュンが、質問へと、応えた・・。

その答えは・・
   熱心に一人頷きながら聞くユンシク以外・・・

自分で質問したはずなのにもかかわらず、

「ふぁ~あ。」

つまらなそうにあくびをしたコロと・・
にやにや笑ってそんなソンジュンを見る、ヨンハの耳にも・・

わかりやす~~く、嫌味なくらい丁寧に、細かく、届いていた・・。

・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・゜・*
ユニとソンジュンを取り巻くコロとヨンハ、大好き(笑)

いいよね☆この関係♪

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~ Comment ~

NoTitle

ソンジュンのこの人柄、かわいくって好きです。ヨンハとコロ、二人のキャラも光っていて、成均館も楽しみです。ユニって、やっぱりお姉さんキャラですよね(笑)

≫三姉妹ママ

ソンジュンの人柄、私も大好きなんです(笑)

原作も、ドラマも!!違うんですが、両方大好き♪

できるなら、原作のソンジュンも書いてみたいとこですが・・それはちょい我慢して・・(笑)

かわいいですよね(笑)
ヨンハとコロ、二人のキャラも光ってますか♪
成均館も楽しんでいただけたら嬉しいです♪あはは

ユニって、やっぱりお姉さんキャラ?そうですか(笑)

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